2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
異色の経歴、若き天才シュミノー騎手
2017/1/27(金)
連日のマイナス気温で、商売上がったりの高田潤です。。(^^;;
栗東の朝は先週から連日、氷点下が続いており、障害コースがガチガチに凍っているため、障害練習中の馬の調教が全くできませんでした。。(ToT)
そういえば先日、後輩のユースケ(藤岡佑介)に誘われて、現在来日中のヴァンサン・シュミノー騎手と一緒にご飯を食べました。
いや、正確には焼肉を食べました(笑)
ユースケのTwitterにもこの写真が載っていますが、これは僕が自分のスマホで自撮りしておりますので、著作権と所有権は僕にあります(笑)
というか、、、
私どもはアイドルでもなんでもございませんので、誰でも自由に使って下さい…(笑)
初来日中のシュミノー騎手、
記事や話題にはなっておりませんが、
実は彼がフランスの障害リーディングジョッキーだということを皆さん知っていましたか??
僕が一昨年の2015年の5月に、フランスへ行ったときもその時点で障害リーディングだったのですが、その前の年の2014年は障害レースで90勝を挙げ障害リーディングを獲得しております!!
ただ、契約の関係などもあり一昨年の5月の時点では障害レースの騎乗は制限していたみたいで、僕が乗った日のオートゥイユ競馬場には来ていなかったのでフランスで会うことはなかったのですが、2014年シーズンは9ヶ月しか障害レースに騎乗せずに90勝したそうです…( ̄▽ ̄;)
タダモノではないですね。。
そんなこともあり食事会では会話が尽きませんでした(^^;;
ただ、僕はフランス語がさっぱりわかりませんので、ユースケに頼りっぱなしでした(笑)
ユースケは一年近くフランスに行っていただけあり、なかなかフランス語が堪能です(^^;;
ここぞとばかり自分よりひと回り以上も年下のジョッキーに質問をしまくっていたんですが、
そんな質問の中で、ミルコ(デムーロ)や、クリストフ(ルメール)に聞いてもわからなかったことをダメ元で聞いてみました。
僕がフランスで騎乗したときに現地で借りて使用した鞍が、どこの何という鞍なのかが知りたくて写メを見てもらい、この鞍どこのかわかる??と質問しました。
するとシュミノーは、、、
写メを見た瞬間、
『わかるよ!っていうか僕も持ってるよ!』
『これはフランスの◯◯◯というところの鞍だよ!!』
と即答( ・∇・)
ミルコやクリストフに聞いても全く知らなかったのに流石はジャンプリーディングジョッキー!!!!って感じでした。
もう障害レースに乗らないんだったらその鞍使わないんじゃないの??って聞いたら、
平地レースでも重い斤量のときは、その鞍を使うそうです。
いやいや、、、あわよくば、貰おうなんて思っていませんよ。。。
け、、決して、、思っていません。。
ただ、ちょっと聞いてみただけですよ…(汗)(汗)(汗)
おい、なんだよユースケ、その目は、、、
とにもかくにも、とりあえずどこの鞍かわかっただけでも一年以上モヤモヤしていた気持ちが、めちゃくちゃスッキリしました(o^^o)
その鞍が日本にも取り寄せられるのか、さっそく問い合わせてみたいと思います!!
あわよくばなんて決して思っていませんから( ̄▽ ̄;) ハハッ ハハハッ。。
皆さん、手洗いうがいをしっかりして、インフルエンザに気をつけて下さいね~♪( ´θ`)ノ
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。