2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
戦線離脱。。
2017/6/16(金)
長期戦線離脱の高田潤です。。(T-T)
先週土曜日の障害戦で落馬してしまい、右手小指の付け根を骨折してしまいました…
今週の水曜日に手術をしてもらい、後は経過を見ながらということになるわけですが、
概ね2ヶ月はかかるとの診断でしたので、復帰時期はまだ未定です。
焦らずしっかりと治したいと思います。
鎖骨の手術ならそんなに時間はかかりませんが、今回は手綱を握るのに一番力のかかる小指の付け根ということで、早期復帰は難しいとの判断になりました。
騎手という仕事をしている以上、常にこういう事態は覚悟していますので、仕方がないと受け止めていますが、今回は僕だけでは無く、2名の人馬を巻き込んでしまいましたので、本当に申し訳なく思っております。。
陣営や関係者の皆様には迷惑をかけてしまいましたが、幸い、2人のジョッキーと馬は無事だったということが、せめてもの救いです。
この休んでいる時間も無駄にしない様に、今しかできないことや、復帰に備えてしっかりと自分を見つめ直す大切な時間にしたいと思っています。
今週はニシオボヌールなど、楽しみな騎乗馬もいましたので悔しい気持ちはありますが、他のジョッキーが騎乗する自分のお手馬のレースをしっかりと見て勉強します!!
競馬場やトレセンなどの現場から離れると、少しは競馬ファンの皆さんの気持ちにもなれると思いますので、いちファンの気持ちになって、テレビでレース観戦をしたいと思います。
休んでいる間もコラムはしっかりと続けますので、この時間のある間に何か要望などありましたら、どしどしメッセージ下さい(^^)!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。