ローズS

セントライト記念

シンハライト

(牝3、栗東・石坂厩舎)

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父ディープインパクト
母シンハリーズ
母父Singspiel
通算成績5戦4勝
重賞勝利 16年優駿牝馬(G1)
16年チューリップ賞(G3)
連対時平均馬体重427kg (最高:430kg) (最低:422kg)
前走時馬体重422kg
POINT均整のとれた美しいシルエット。華奢な馬ではあるが、付くべきところにしっかりとした筋肉がついているのは一流牝馬のそれ。夏を越して全体にたくましくなった印象がある。オークス前が極限の仕上がりで、その時と比較すると腹回りにも余裕が見え、ここはあくまで叩き台といったところだろう。それでも能力がこの世代ではジュエラーと並んで抜けているので、まず大崩れはしにくいと考えられる。

ジュエラー

(牝3、栗東・藤岡健厩舎)

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父ヴィクトワールピサ
母バルドウィナ
母父Pistolet Bleu
通算成績4戦2勝
重賞勝利 16年桜花賞(G1)
連対時平均馬体重497kg (最高:504kg) (最低:494kg)
前走時馬体重494kg
POINT牝馬にしては筋肉量・骨格ともにたくましいタイプで、牡馬のような重厚感がある。飛節の折りが深いのはネオユニ血統の特徴で、瞬発力に秀でているのも頷ける。前駆と後駆の筋肉量を見るとマイラーかと思うが、胴に伸びがあり、距離は2000mくらいまでならこなせそう。骨折休養明けで、馬体の張りは桜花賞前と比較すると正直見劣りしてしまうものの、力は出せる状態に持ってきた。能力の高さで上位は必至か。

アットザシーサイド

(牝3、栗東・浅見厩舎)

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父キングカメハメハ
母ルミナスハーバー
母父アグネスタキオン
通算成績6戦2勝
連対時平均馬体重442kg (最高:448kg) (最低:438kg)
前走時馬体重438kg
POINTオークス時は調子の良さを高く評価したものの、距離が長く息切れしてしまった。体型・血統からやはりベストはマイル前後。今回は1800m戦ということもあり、こなせる範囲だろう。若干もっさりしていた2歳時の印象は完全に抜け、馬体はほぼ完成の域。筋肉の張りも休み明けにしてはしっかりしており、初戦から力を出せる仕上がり。トライアルで一角崩しを狙う。

デンコウアンジュ

(牝3、栗東・荒川厩舎)

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父メイショウサムソン
母デンコウラッキー
母父マリエンバード
通算成績7戦2勝
重賞勝利 15年アルテミスS(G3)
連対時平均馬体重457kg (最高:466kg) (最低:448kg)
前走時馬体重432kg
POINT折りの深い曲飛寄りの飛節で、典型的な瞬発力タイプ。脚が長く、ストライドを大きく使う走りをする馬なので、大箱コース向き。長く脚を使うようなレース展開になればもっとやれるはず。洗いたての写真なので毛艶が判別しづらいが、馬体の張りはオークス時と遜色ないレベルに持ってきているし、休み明けでも不安はなさそうだ。メジャーエンブレムを破ったアルテミスSのような走りに期待したい。

フロムマイハート

(牝3、栗東・宮本厩舎)

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父ハーツクライ
母マイネエスポワール
母父アグネスデジタル
通算成績10戦2勝
連対時平均馬体重429kg (最高:434kg) (最低:420kg)
前走時馬体重428kg
POINT胴が長く、距離はある程度あったほうが良いタイプ。曲飛寄りではあるが先行できるパワーも兼ね備えており、好位から速い脚が使える。オークス前より腹回りはスッキリして見えるが、頸さし～胸前の張りは十分であるし、特に割り引く必要もなさそう。賞金的にここで権利を獲らないと秋華賞への出走が出来ない可能性があるため、直前の追い切りでどこまで良化できるか注目。

レッドアヴァンセ

(牝3、栗東・音無厩舎)

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父ディープインパクト
母エリモピクシー
母父ダンシングブレーヴ
通算成績7戦2勝
連対時平均馬体重444kg (最高:448kg) (最低:442kg)
前走時馬体重434kg
POINT春は馬体の維持に苦労して100％の仕上がりとはいかないレースが続いていたが、それでも桜花賞、オークスともに7着と能力の片鱗は見せた。ひと夏越して馬体がパワーアップした印象で、前駆、後駆ともに筋肉量は今までの立ち写真で一番と云える。腹袋は元々大きなタイプであり、特に太めが残っているわけではない。キ甲～背にかけて銭型も浮いており、体調の良さが窺える。仕上がりならこの馬が一番良く見えた。

ディーマジェスティ

(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)

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父ディープインパクト
母エルメスティアラ
母父ブライアンズタイム
通算成績6戦3勝
重賞勝利 16年皐月賞(G1)
16年共同通信杯(G3)
連対時平均馬体重472kg (最高:476kg) (最低:466kg)
前走時馬体重472kg
POINT母父ブライアンズタイムの特徴である腹袋が発達した底力のありそうな体つき。後肢の造りはディープ産駒そのもので、直飛寄りで脚長に見せている。ステップレースということもあり、余裕残しの造りではあるが、ひと夏を越して背が伸びてさらに逞しくなってきた。ここを使って馬体の張りは更に良くなる余地がある。毛艶も良く、夏場をうまく過ごせたのだろう。力は発揮できる。能力的にここは負けられないところだ。

ゼーヴィント

(牡3、美浦・木村厩舎)

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父ディープインパクト
母シルキーラグーン
母父ブライアンズタイム
通算成績6戦3勝
重賞勝利 16年ラジオNIKKEI賞(G3)
連対時平均馬体重484kg (最高:486kg) (最低:482kg)
前走時馬体重482kg
POINT直飛寄りでディープ産駒らしい体つき。筋肉の質が柔らかく、柔軟性がありそうだ。前走時と比較してトモの筋肉量が増してきて成長が窺える。まだまだ完成途上ではあるものの、状態は確実に上向きであり、更なる前進が見込めそうだ。ディーマジェスティと3/4同血であるが、こちらのほうがややスピード型に出た。馬体の張りや毛艶に注文をつけるところはない。ディーマジェスティに対抗するのはこの馬だ。

マウントロブソン

(牡3、美浦・堀厩舎)

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父ディープインパクト
母ミスパスカリ
母父Mr. Greeley
通算成績7戦3勝
重賞勝利 16年スプリングS(G2)
連対時平均馬体重470kg (最高:476kg) (最低:466kg)
前走時馬体重468kg
POINT全体にややスッキリと見せながらも薄い皮膚で張りのある馬体。クロフネの血が入っていることもあり、ディープ産駒の中では体の柔らかい方でないが、素軽さとしぶとい持続力があるのが特徴。休み明けでも体はしっかり引き締まっており、太めが残っている感じではない。欲を云えばもう少しトモがボリュームアップしてほしいところだが、あくまでステップレース。及第点と云えるデキで上位争い可能。

プロディガルサン

(牡3、美浦・国枝厩舎)

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父ディープインパクト
母ラヴズオンリーミー
母父Storm Cat
通算成績5戦2勝
連対時平均馬体重490kg (最高:496kg) (最低:486kg)
前走時馬体重488kg
POINTダービー時と比較して筋肉量が増してパワーアップ。兄リアルスティール、ラングレーと比べると全体にシャープなシルエットであり、長距離への対応力という意味ではこちらのほうが上。元来馬体の造りが優れた馬であったが、そこに筋肉がついてきて見栄えのする好馬体になってきた。銭型も浮いて代謝が良さそうであるし、毛艶も輝いている。体調は良好だ。休み明けでも減点する必要はなく、上位争いだ。

アルカサル

(牡3、美浦・大竹厩舎)

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父ドリームジャーニー
母アビラ
母父Rock of Gibraltar
通算成績4戦2勝
連対時平均馬体重524kg (最高:526kg) (最低:522kg)
前走時馬体重520kg
POINTこの血統は大型馬が多く、大きすぎてなかなか仕上がらないということもあり、ドリームジャーニーが付けられ生まれたのが本馬。この馬も520キロ超の大型馬であるが、それでも上のジェベルムーサが560キロの超大型馬なので、比較的素軽さも感じられる。胴にゆとりがあり、長い距離でも問題ない。馬体の張り、筋肉量に関して云うことはなく、力を十二分に発揮できる状態。穴馬として一考したい存在だ。

カルヴァリオ

(セ3、美浦・大竹厩舎)

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父マツリダゴッホ
母オークルーム
母父ペンタイア
通算成績6戦3勝
連対時平均馬体重463kg (最高:470kg) (最低:458kg)
前走時馬体重458kg
POINT母系がヒンドスタン×ペンタイアで重めの血統ながら、写真で見る限り重たいところは一切感じられない。全体的に筋肉量はまだ物足りないのだが、美しいシルエットで素質はいいものを持っていそうだ。直飛寄りで腰が高いので、前傾姿勢をとっているが、今後背が伸びてキ甲が抜けてくれば理想的なバランスになるだろう。仕上がりに関してはうっすら肋も感じ取れるし、太め感なく良い状態。現状の力は発揮できるはず。※自己条件にまわる可能性あり

ローズS

セントライト記念