皆様、こんにちは!世間はSMAPの3人の脱退報道で持ちきりとなりましたね。解散時期にも検討されていたようで、元マネージャーの方がやっている事務所に行く噂が出ていましたね。彼らからすると、小さい時から支えてくれた信用あるマネージャーについて行きたい気持ちも納得できる反面、事務所のオーナーとして支えてくれた社長への恩義も忘れたわけではないと思います。どちらにしても、この三人がテレビに出続けて欲しいというのは視聴者からの要望だと思います。日本のテレビ界を支えてきたのは間違いなく彼らでしたからね。正直、事務所がどうとか見る側からすれば、分からない話ですから。

競馬関係者でいえば、所属していた厩舎でお世話になった人が独立して調教師になり、そちらについて行く。という感じでしょうかね。引退がない事務所とは違いますが、そう考えると、身近に感じてしまいました(笑)。

さて、先週の競馬の話です。なんと言っても開幕週のレコードタイムが続出した函館で行われた函館スプリントSの話をしましょう。今年は春のスプリント王が参戦することでも話題を集めた、このレースを制したのは、体重を激減させて挑んだ北村友一君騎乗のジューヌエコールでした。レースはスタート直後、シュウジがハナを奪いにいく形に。少し、パドックから体調が良くなさそうだなと感じていたのですが、テンションの面でも、これなら行った方がいいと判断したのかハナを奪いました。しかし、そこからも落ち着くことがなく暴走ぎみにペースを刻みました。

まさか、そんなに早くなると予想できていなかったのは幸君とセイウンコウセイでしょう。2番手を取りきってからも緩むことなく迎えた直線。シュウジが下がる中、なんとかG1ホースとしての面目を保つレースにはなりましたが、少し勿体ないレースとなってしまいました。しかし、あのペースでどれくらい走れるのか理解できたことは今後のレースに活きるかも知れません。そんな強いライバル2頭を抜き去り、勝利したジューヌエコールと北村君はお見事!と言うしかないレースでしたね。

ジューヌエコール

斜行の被害を受けた桜花賞後は無理をせず、早めにスプリント戦に目を向けたことと北村君が根性で見せた減量が今回の勝因だったと思います。すでに限界まで落とされた騎手の体重から、さらに絞るというのは並大抵のことではありません。食べ物は最低限のサラダだけや水のみ。食べたらすぐにサウナにランニング。それを繰り返し、体重を減らしながら、筋力を保たなくてはいけません。そんな、ここで勝負だ!という強い思いがあったと思います。その思いと努力に報われた勝利でした。

今週は春から続くG1の最後を飾る、グランプリ宝塚記念が行われます。出走馬は11頭と少ないですが、この一強をどう倒すかがポイントになってくると思います。しかし、神がかっている強さは本物の強さキタサンブラックに負ける要素が見当たらないのも確かです。強さは勿論のこと、自分でレースを作れる強みに、控えても競馬ができるのは乗り手としても心強いです。考えうる最悪のパターンとすれば、出遅れることくらいではないかと思います。今回から新設された春の古馬3冠で2億円のボーナスを手にするか非常に楽しみです。

キタサンブラック

それに待ったをかけたいのがシュヴァルグランでしょう。持っている才能はG1級だけに、ここで何とか見返したい一戦になると思います。しかし、それは簡単なことではありません。騎上の福永君がこれ以上ないくらい上手く乗った天皇賞(春)以上のトライをしなくてはいけません。しかし、逆に言えば、それくらいしないと勝てない相手だとも思っています。その他ではシャケトラも良さそうですね。阪神とは相性も良いですし、前回は出遅れが全て。まだ若いところはありますが、この馬も本物だと思っています。

そして、雨予報がプラスに傾くとするならばサトノクラウンになるでしょうね。重い馬場で自分のペースを守ることができれば、チャンスは出てくるのではないかと思っています。しかし、使える脚は一瞬でジリジリと伸びるため、ペースも問題になりそうです。ここが終われば夏競馬!しっかりとグランプリを迎えて来週からの夏競馬に備えましょう!最後に勝利をつかむのは根性です!!