ジョッキーに会える場を提供してほしい-。そんな声はかねてから沢山寄せられていたが、ファンの要望にお応えして、読者がインタビュアーとなり、戸崎騎手に直接インタビューする機会が遂に実現。先立って行われた「第2回 戸崎騎手エコバッグデザインコンテスト」で入賞した3名に加え、一般公募のファン代表1人により、合同インタビューイベントを開催した。日頃の連載では出てこない質問も頻発。ファンだから聞ける質問の数々に、ジョッキーはどう答えたのか?ご覧いただきたい。

早速、戸崎騎手も困惑!?「それ、あんまり聞かれたくない質問ですけどね(笑)」


-:本日は皆様、お集まりいただきありがとうございます!今回は以前、行った戸崎騎手エコバッグデザインコンテストの入賞者の方プラス読者代表の方1名の4名のファンの皆様に、実際、ジョッキーご本人にインタビューしていただこうという初めての試みです。なかなか普段の連載では、聞けない質問などにもお答えいただくチャンスかもしれませんし、違った切り口の質問が出てくるか、期待したいです!

それでは、トップバッターは一般公募、読者代表の方で現役の学生さん、ペンネームはryotaさんです。もともと南関東競馬がお好きということで、昔から浦和競馬場などで競馬を観ていらっしゃったとのこと。事前にいくつか質問事項を出していただいているので、ryotaさんの方から質問をぶつけていただけますか?

ryota:わかりました。では、大井競馬所属から中央競馬所属に変わって、一番苦労されたことは何ですか?

戸崎圭太

▲一般公募で選ばれたインタビュアー・ryotaさん(左)と戸崎騎手

-:質問の紙をそのまま読みましたね、ハハハ。

戸崎圭太騎手:ハハハ(笑)。まあ、自分のニュアンスで言った方が良いですよね。まず、競馬というよりは、やっぱりすごく移動が多いと感じました。土曜日に中山で乗って、日曜日は関西方面など、乗ってから移動して、ということがありますから。あとは夏場だったら、福島や新潟、北海道もありますし、そこがすごく違うなと感じました。それと、芝の感触ですかね。芝なんかはもともと乗ったことがなかったですし、そういった面でも乗り方も変わってきたところもありますしね。

ryota:土曜が終わった後、遠くに移動する時は、レースが終わってからすぐに移動になるのですか?

圭太:多分みんなそうだと思いますね。公正確保上、ちゃんと施設間移動という形で、報告しなきゃいけないんですね。電車を使う、タクシーを使う、新幹線を使う、飛行機を使うと事前に言っておかなきゃいけないので、その辺もシッカリしていると。

ryota:トレセンの調教で、多い時は1日何頭ぐらい乗られるのですか?

圭太:それ、あんまり聞かれたくない質問ですけどね(笑)。最高は5頭くらいですね。普段はもう2~3頭ですかね。あんまり乗らない方かなと思いますけど……。

ryota:大井時代はもっと乗ったということですか?

圭太:そうですね。デビューした頃は15~16は乗っていましたね。移籍する直前なんかは、攻め馬は乗らずにちょっと勉強に充てていた感じですが。

ryota:たくさん調教に乗っている頃に競馬に乗るというのはすごく大変ですよね。

圭太:ただ、僕は攻め馬に乗っている頃はそんなに他の競馬場では乗っていなかったので、攻め馬で仕事は終わりという感じでしたね。よそで乗り出してからは攻め馬も減ってきましたし、お願いできるようになったので。若い子は攻め馬を何十頭もして、それからレースという人もいますので。中央でも、若い子たちは朝早く起きて乗って、それからレースという形でやっていますもんね。大変だなと思いますが、それを通ってこそ……、通る道だと思います。

戸崎圭太

ryota:レースのある日、競馬場ではお昼に何を食べられているのですか?

圭太:今はおにぎりですかね。ずっと乗っている時は、あまり食べたいという気持ちがなくなるので、昼ごはんと決めているわけではないのですが、(食事をとらないと)集中力が切れるらしいので。昔はバナナだったり、ゼリーなど、お腹にちょっと入れるようにはしていましたね。今は少しではありますが、食事のことも考えながらやっているので、おにぎりが多いですね。

ryota:おにぎりは売っているものですか?

圭太:売っていますね。食堂とかで作ってくれるので、そういうのを頼んでいます。

ryota:ワンミリオンスのエンプレス杯優勝おめでとうございます。この馬が他の馬より秀でていることはありますか?

圭太:ありがとうございます。すごく賢い馬ですね。本当に余計なこともしないですし、乗りやすい。競馬に行っても、砂を被っても、揉まれて狭いところでも全然動じなくて競馬が出来るので、騎手としてはすごく安心して競馬に臨めるタイプの馬ですね。なかなかそういうタイプはいないもので、本当にそういうところが素晴らしいと思います。中央ではずっと1600までしかやっていなかったので、距離の不安もありましたが、センスの良さと能力でカバー出来て、幅広くこなす感じですね。

ryota:今年のJBCは地元だった大井ですから、本当に楽しみですね。

圭太:そうですね。楽しみですね。

ryota:同じサンデーレーシングで活躍したクラーベセクレタの子供が2歳でデビュー予定ですね。

圭太:地方所属ですかね?

(※北海道か南関東を予定とのこと)

ryota:(父は)ゴールドアリュールみたいですね。

圭太:おお~、楽しみですね。

戸崎圭太

▲戸崎騎手とのコンビで羽田盃、東京ダービーを制したクラーベセクレタ

ryota:クラーベセクレタはどんな馬でしたか?

圭太:強かったですね。ちょっと我が強いところがありますね。砂も嫌な時は嫌!みたいな。あとはガッチリしたタイプで女の子らしい感じではなかったですね。気持ちは前向きだし、そういうところもありましたが、すごい馬でしたね。(東京)ダービーまで勝たせていただきましたし。

ryota:最後に4年連続リーディングジョッキーに向けて、意気込みをお願いします。

圭太:獲りたいですね。続けてきましたし、続けていきたいところではありますが、それは自分が頑張ろうというところではなく、一生懸命になるのは当たり前ですが、何かカラ回りしちゃうのもあまり良くないと思うので、12月が終わる時にはリーディングでいたいという気持ちで、長い目でやっていきたいですね。

ryota:ありがとうございます。

圭太:はい、ありがとうございます。

合同インタビューイベント(2P)はコチラ⇒⇒⇒