特急・アジアエクスプレス好発進!…東京新馬

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13年11月3日(日)、5回東京2日目5Rでサラ系2歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、U.リスポリ騎手騎乗の1番人気・アジアエクスプレスが優勝。勝ちタイムは1:26.5(良)。

2着には5馬身差で7番人気・オータムラヴ(牡2、美浦・田島俊厩舎)、3着には8番人気・ティアップシンガー(牝2、美浦・高木厩舎)が続いて入線した。

大外枠のマイネルラヴォーロがゲート入りを渋り、各馬ゲートで待たされてからのスタート。ティアップシンガーがハナに立ち、サンマイアミー、オータムラヴらが好位につける中、アジアエクスプレスはややおっつけ気味に中団の外々を追走する展開。4コーナーを回り、逃げるティアップシンガーが粘り込みを図ろうとするも、直線半ばで外からアジアエクスプレスが先頭、そのまま差を広げ、終わってみれば大楽勝。圧倒的1番人気に応えた。

アジアエクスプレスはアメリカ生まれ。父Henny Hughesは現役時に短距離を中心に10戦6勝、2つのG1タイトルを獲得している。既に日本で活躍している産駒にはケイアイレオーネやヘニーハウンドがおり、また来春より新冠の優駿スタリオンステーションでの供用が決定している。
馬主は馬場 幸夫氏、生産者は米国のOcala Stud。馬名の意味由来は「アジアの超特急」。

1着 アジアエクスプレス(U・リスポリ騎手)
「落ち着きがあり、すごくいい雰囲気。ゲートで待たされたので気が抜けてしまい、テンは付いていくのに苦労したが、気合いを入れたら徐々に進出していった。上手にレースができるよ。抜け出してジャンプしていたように、まだ幼さも残るけど、そのぶん、上積みはたっぷり。大きな舞台を目指せる器だよ」

2着 オータムラヴ(戸崎騎手)
「センスがいいですね。終いも渋太く粘りました」

3着 ティアップシンガー(吉田豊騎手)
「気性が勝ったタイプ。スピードがある。このままのテンションを保てれば、チャンスは近いよ」

4着 サンマルウィーク(後藤騎手)
「いいセンスの持ち主。しなやかで軽いタイプだから、芝のほうが向くかもしれない」

6着 マイネルラヴォーロ(柴田大騎手)
「いいものがあります。レース自体はスムーズ。気性的に悪い方向にいかなければ」

7着 ディアヴォーグ(武士沢騎手)
「ゲートで待たされ、スタートのタイミングが合わなかった。終いはいい伸びを見せましたし、能力は高いですよ」

9着 スウィープアウェイ(三浦騎手)
「スピードはあるが、周りに馬がいるとはしゃいでしまう。1200mくらいで集中させたほうがいい」

【このレースの全着順・払戻金はこちら】

アジアエクスプレス
(牡2、美浦・手塚厩舎)
父:Henny Hughes
母:Running Bobcats
母父:Running Stag





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