【きさらぎ賞】武豊トーセンスターダムが無傷3連勝で重賞初制覇!

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14年2月9日(日)、2回京都4日目11Rで第54回 きさらぎ賞(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、武 豊騎手騎乗の2番人気・トーセンスターダムが優勝。勝ちタイムは1:47.6(稍)。

2着にはアタマ差で1番人気・バンドワゴン(牡3、栗東・石坂厩舎)、3着には6番人気・エイシンエルヴィン(牡3、栗東・中尾秀厩舎)が続いて入線した。

オールステイがハナに立つも、バンドワゴンは抑えが利かないように先頭へ。一時は2番手に3馬身ほど離して逃げる展開に。トーセンスターダムとエイシンエルヴィンは並んで5~6番手付近を追走。直線を向いてバンドワゴンがリードを広げるも、馬群の中から抜け出してきたトーセンスターダムも勢い良く差を詰める。バンドワゴンも最後まで粘りを見せたが、2頭が並んだところがゴール。武豊騎手が図ったように、トーセンスターダムがアタマ差とらえての差し切り勝ち。
エイシンエルヴィンも2頭に1馬身差のところまで迫って3着に続いた。3番人気のサトノルパンは後方からレースを進めるも、6着に終わっている。

勝ったトーセンスターダムはおじにトーセンジョーダンら、活躍馬が多数いる血統で、2012年のセレクトセールで2億6250万円で落札されている。
2戦2勝のバンドワゴンとの無敗馬対決を制し、デビューから無傷の3連勝。クラシックの主役候補へと名乗りを挙げた。きさらぎ賞の3戦での優勝記録は、史上最小キャリアのタイ記録となる。なお、ここまでは京都芝しか経験していないだけに、今後は他場での対応力が求められそうだ。
馬主は島川 隆哉氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+スターの座」。

騎乗していた武豊騎手はこれできさらぎ賞は通算6勝目。管理する池江泰寿調教師は2年ぶり2度目の当レース制覇。先週の根岸Sに続いて、2週連続重賞制覇となった。

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トーセンスターダム
(牡3、栗東・池江寿厩舎)
父:ディープインパクト
母:アドマイヤキラメキ
母父:エンドスウィープ
通算成績:3戦3勝





写真:山中博喜

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