【皐月賞】トゥザワールドら牡馬クラシックは群雄割拠!

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4連勝中のトゥザワールド 唯一後塵を拝したバンドワゴンも回避し、中心視が予想される

14年4月20日(日)、3回中山8日目に行われる第74回 皐月賞(G1)(3歳牡・牝 国際 指定 定量 芝2000m)の特別登録19頭が発表された。

2強で決着した桜花賞とは裏腹に、今年の牡馬クラシックは主役候補が多数。クラシックへの登竜門である弥生賞を制したのは超良血馬トゥザワールド。デビュー戦は敗れたものの、破竹の4連勝中。母トゥザヴィクトリーと、兄トゥザグローリーが成し遂げられなかったクラシック制覇へ。ハナ差及ばなかったワンアンドオンリーも逆転を狙い虎視眈々。

ここまで無敗の3連勝を記録しているトーセンスターダム。前走のきさらぎ賞も、ゴール寸前で逃げ粘るバンドワゴンをキッチリと差し切った。3勝はいずれも京都で上げており、直線に坂が待ち構える中山が課題となる。関東の大将格イスラボニータは、重賞2勝を含む5戦4勝の戦績。唯一の敗戦は昨年の新潟2歳Sでハープスターの2着。現状、フジキセキが送り出す最後の世代となるが、産駒初のクラシック制覇が期待されている。こちらも初となる中山コース攻略が鍵となりそう。

フジキセキが送り出したもう1頭の大物候補はロサギガンティア。スプリングSでは出遅れながらも、4コーナーでは2番手に付ける抜群のレースセンスを披露。名門・藤沢和雄厩舎に、初の牡馬クラシック制覇をもたらすことができるか。同レースで2着に敗れたアジアエクスプレスも、本番で2歳王者の意地を見せたいところ。

以下、1勝馬ながら権利を確保したアデイインザライフクラリティシチー、若葉S組のアドマイヤデウスウインフルブルーム、牝馬バウンスシャッセの挑戦など、今年は見所多数。大混戦を制するのは果たしてどの馬か。

なお、デビュー戦でトゥザワールドに6馬身差で快勝し、ここまで3戦2勝の成績を上げていたバンドワゴンは、1週前追い切り後に脚部不安が判明、出走回避が決定している。

競馬ラボでは、恒例のG1特別レポート、メガ盛り新聞の他、東スポ×競馬ラボ G1ガチ討論会[皐月賞編]を、競馬ラボ会員様限定で公開!さらに、桜花賞に続いて主役の手綱を執る川田将雅騎手と、安藤勝己元騎手の対談はトゥザワールドの話題へ!コチラも併せてお楽しみいただきたい。登録馬は以下の通り。

アジアエクスプレス 57 戸崎
アデイインザライフ 57 田辺
アドマイヤデウス 57 岩田
イスラボニータ 57 蛯名
ウインフルブルーム 57 柴田大
キングズオブザサン 57 浜中
クラリティシチー 57 内田博
クリノカンパニー 57 江田照
コウエイワンマン 57 松岡
スズカデヴィアス 57 シュタルケ

ステファノス 57 後藤浩
タガノグランパ 57 石橋脩
トゥザワールド 57 川田
トーセンスターダム 57 武豊
バウンスシャッセ 55 北村宏
ベルキャニオン 57 福永
ロサギガンティア 57 柴田善
ワンアンドオンリー 57 横山典

バンドワゴン 57 出走回避

≪関連リンク≫
【スペシャル対談 安藤勝己×川田将雅騎手】

【週刊!戸崎圭太】
:2歳王者アジアエクスプレスに騎乗する戸崎圭太騎手を直撃!

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