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【皐月賞】池江寿師一問一答 トゥザワールド「母のリベンジを」
2014/4/16(水)
4月20日(日)に行われる皐月賞(G1)に出走予定のトゥザワールド(牡3、栗東・池江寿厩舎)を管理する池江泰寿調教師の一問一答は以下の通り。
●「母はクラシックには縁がなかったので、息子でリベンジを」
-:池江泰寿調教師にお話を伺ってまいります。まずは、有力馬2頭で迎える皐月賞ウィーク、どのようなお気持ちですか?
池江泰寿調教師:幸せな気持ちと、切ない気持ちと半々です。
-:“切ない気持ち”というのは、どちらかが勝者になり、どちらかが敗者となるから、ということでしょうか?
池:それもありますし、皐月賞に駒を進められなかった馬たちもたくさん居ますので、その馬たちの分も2頭で頑張りたいなと思っています。
-:その内の1頭、トゥザワールドですが、ここまで5戦4勝、4連勝中です。特に前走の弥生賞は、皐月賞と同じ舞台で最後は勝ち切りました。レースを振り返っていただけますか?
池:正直、差されて2着かなと思ったのですが、本当によく凌いでくれました。今まで、勝った時は突き離すような競馬が多かったので、接戦になった時にどうなのかなという懸念もありましたのでね。接戦を制したということで、勝負根性があるということも再確認できました。ちょっと、やや強引な競馬でしたけど、ある意味そういう面も見られて良かったかなと思っています。
-:初めての中山、そして長距離輸送もクリアしました。この辺りはいかがですか?
池:元々、精神的には凄くしっかりしたタイプの馬なので、こなしてくれるかなと思ったんですが、実際に経験して何ら問題も無かったので、課題を一つ一つクリアして、不安が少ない状態で本番を迎えられるなという感じです。
-:当日は天気が悪くなる、雨が降るかもしれないという予報もありますが、その点に関してはいかがですか?
池:ある程度こなしてくれると思います。
-:前走が皐月賞と同じ舞台だったので、今の中山の荒れた状態も、この間こなしてくれて問題ないという感じでしょうか?
池:Bコースに変わってから、大分良くはなっていますし、時計も速くなりました。他の出走馬に関しても、馬場状態という点では条件は五分なのでね。ですので、そんなに不安視している要素ではないです、馬場に関しては。
-:続いて、調教のお話を伺ってまいります。まずは10日(木)の1週前追い切り、「若干疲れが残っていたので、意識的にやりませんでした」という川田(将雅)騎手のコメントもありましたが、いかがでしたか?
池:いや、疲れはありませんよ。ただ、彼は少し気にしていたとは思うんですよね。(弥生賞は)厳しい競馬になったので、疲れが残っているんじゃないかと思って、それで加減したと思うんですが、実際にはそんなことは無いですね。スタッフがきっちりケアしてますので。今週もう1本やれるので、それでああいう調教になったと思いますよ。
-:そして今朝の追い切りですが、3頭併せで、2頭を追走する形で、最後は内から鋭く伸びて先着しました。どのような指示、手応えだったでしょうか。
池:“3頭併せで最後方から進めて、4コーナーを回って直線では最内に入って、ラスト1Fは一杯じゃなくて強めに伸ばすような感じで”と言っていたんですが、動きもタイムも言うことないですし、折り合いについてもしっかり付いているし、ゴーサインが出たらしっかり動けます。緩急自在なので、中山向きだなと思いますよね。
-:お母さんのトゥザヴィクトリーも非常にファンの多い馬で、調教助手時代に携わっていたと思いますが、特別な思いはありますか?
池:桜花賞はギリギリ滑り込みセーフで、オークスはハナ差2着でね。勝ったと思った瞬間に、外からウメノファイバーに差されました。お母さんはクラシックには縁がなかったので、ぜひ息子でリベンジしたいなという気持ちも強いです。
-:重複するところもありますが、既に、この馬にはたくさんのファンが居ます。皐月賞への抱負をお願いします。
池:お母さんを応援していただいたファンが、息子のトゥザワールドも応援してくれているのですが、お母さんはあと一歩のところでクラシックを勝てなかったので、ぜひ息子で、クラシック第一弾を気持ちよく勝ちたいなと思いますので、ぜひ応援をよろしくお願いします。
●「母はクラシックには縁がなかったので、息子でリベンジを」
-:池江泰寿調教師にお話を伺ってまいります。まずは、有力馬2頭で迎える皐月賞ウィーク、どのようなお気持ちですか?
池江泰寿調教師:幸せな気持ちと、切ない気持ちと半々です。
-:“切ない気持ち”というのは、どちらかが勝者になり、どちらかが敗者となるから、ということでしょうか?
池:それもありますし、皐月賞に駒を進められなかった馬たちもたくさん居ますので、その馬たちの分も2頭で頑張りたいなと思っています。
-:その内の1頭、トゥザワールドですが、ここまで5戦4勝、4連勝中です。特に前走の弥生賞は、皐月賞と同じ舞台で最後は勝ち切りました。レースを振り返っていただけますか?
池:正直、差されて2着かなと思ったのですが、本当によく凌いでくれました。今まで、勝った時は突き離すような競馬が多かったので、接戦になった時にどうなのかなという懸念もありましたのでね。接戦を制したということで、勝負根性があるということも再確認できました。ちょっと、やや強引な競馬でしたけど、ある意味そういう面も見られて良かったかなと思っています。
-:初めての中山、そして長距離輸送もクリアしました。この辺りはいかがですか?
池:元々、精神的には凄くしっかりしたタイプの馬なので、こなしてくれるかなと思ったんですが、実際に経験して何ら問題も無かったので、課題を一つ一つクリアして、不安が少ない状態で本番を迎えられるなという感じです。
-:当日は天気が悪くなる、雨が降るかもしれないという予報もありますが、その点に関してはいかがですか?
池:ある程度こなしてくれると思います。
-:前走が皐月賞と同じ舞台だったので、今の中山の荒れた状態も、この間こなしてくれて問題ないという感じでしょうか?
池:Bコースに変わってから、大分良くはなっていますし、時計も速くなりました。他の出走馬に関しても、馬場状態という点では条件は五分なのでね。ですので、そんなに不安視している要素ではないです、馬場に関しては。
-:続いて、調教のお話を伺ってまいります。まずは10日(木)の1週前追い切り、「若干疲れが残っていたので、意識的にやりませんでした」という川田(将雅)騎手のコメントもありましたが、いかがでしたか?
池:いや、疲れはありませんよ。ただ、彼は少し気にしていたとは思うんですよね。(弥生賞は)厳しい競馬になったので、疲れが残っているんじゃないかと思って、それで加減したと思うんですが、実際にはそんなことは無いですね。スタッフがきっちりケアしてますので。今週もう1本やれるので、それでああいう調教になったと思いますよ。
-:そして今朝の追い切りですが、3頭併せで、2頭を追走する形で、最後は内から鋭く伸びて先着しました。どのような指示、手応えだったでしょうか。
池:“3頭併せで最後方から進めて、4コーナーを回って直線では最内に入って、ラスト1Fは一杯じゃなくて強めに伸ばすような感じで”と言っていたんですが、動きもタイムも言うことないですし、折り合いについてもしっかり付いているし、ゴーサインが出たらしっかり動けます。緩急自在なので、中山向きだなと思いますよね。
-:お母さんのトゥザヴィクトリーも非常にファンの多い馬で、調教助手時代に携わっていたと思いますが、特別な思いはありますか?
池:桜花賞はギリギリ滑り込みセーフで、オークスはハナ差2着でね。勝ったと思った瞬間に、外からウメノファイバーに差されました。お母さんはクラシックには縁がなかったので、ぜひ息子でリベンジしたいなという気持ちも強いです。
-:重複するところもありますが、既に、この馬にはたくさんのファンが居ます。皐月賞への抱負をお願いします。
池:お母さんを応援していただいたファンが、息子のトゥザワールドも応援してくれているのですが、お母さんはあと一歩のところでクラシックを勝てなかったので、ぜひ息子で、クラシック第一弾を気持ちよく勝ちたいなと思いますので、ぜひ応援をよろしくお願いします。
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