【皐月賞】先行型ウインフルブルーム「競馬はやりやすい」

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16日、皐月賞(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。ウインフルブルーム(牡3、栗東・宮本厩舎)は助手を背に坂路で馬なりに追われ、4F54.9-39.4-25.2-12.5秒をマークし、最終リハを終えた。

「先週にやってあるので、今週は輸送も考慮して上がり重点にやりました。ええ、予定通りに、いつもと変らない調教ができました。人気しそうな馬は差し、追い込みの脚質。うちのは先行できるし、競馬はやりやすそうですよね」と宮本調教師は皐月賞向きの脚質に期待をのぞかせる。

前走は圧倒的な人気を背負い、マークされる競馬で厳しい面もありながら、2着を確保としぶとさが売り。これまで6戦してすべて3着以内と堅実さは抜群であり、本来人気を集めてもいいはずだが、伏兵的な位置づけになっているのは、やはり今年のクラシック戦線が混戦模様であることを物語っている。先行粘りこみで一発を狙うウインフルブルームと開業10年目の宮本調教師が、虎視眈々とクラシック初制覇を狙っている。

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:宮本博調教師への独占インタビュー。