14年4月20日(日)、3回中山8日目に行われる第74回 皐月賞(G1)(3歳牡・牝 国際 指定 定量 芝2000m)の前々日発売最終オッズが発表された。

金曜日時点での1番人気はイスラボニータで2.4倍。ここまで5戦4勝、2着1回。唯一の敗戦相手が、先週桜花賞を制したハープスターということで、さらに株を上げた形か。

2番人気はワンアンドオンリーで3.6倍。昨年のラジオNIKKEI杯2歳Sを制し、前走の弥生賞も2着。橋口弘次郎調教師が手がけたハーツクライの産駒で、父が届かなかったクラシックのタイトル獲得を目指す。

弥生賞馬トゥザワールドは4.4倍で3番人気。母トゥザヴィクトリー、兄トゥザグローリーが果たせなかったクラシック制覇へ。鞍上の川田将雅騎手は2週連続のG1制覇がかかる。

メンバー中、唯一無敗で皐月賞に駒を進めたトーセンスターダムが4番人気で9.6倍と、ここまでが10倍圏内。以下、昨年の2歳王者アジアエクスプレスが10.6倍、前走スプリングSを制したロサギガンティアが19.0倍と続き、7番人気のアドマイヤデウスは59.8倍と離れたオッズとなった。

馬連は「①－⑰」が6.6倍、「①－②」が8.1倍と、単勝人気上位馬の組み合わせが順当に支持を集めているが、注目は三連単オッズ。

“ロサギガンティア、トーセンスターダム、ワンアンドオンリー”の組み合わせ「⑪－⑦－①」に大口投票が発生し、16.6倍となった。それに次ぐオッズが“トゥザワールド、ワンアンドオンリー、イスラボニータ”の人気馬3頭による組み合わせ「⑰－①－②」の83.3倍ということからも、異様な売れ行きが見て取れる。

とはいえ、まだまだ前々日の段階。明日も大きくオッズが動きそうだ。

単勝オッズは以下の通り。

2 イスラボニータ 2.4
1 ワンアンドオンリー 3.6
17 トゥザワールド 4.4
7 トーセンスターダム 9.6
16 アジアエクスプレス 10.6
11 ロサギガンティア 19.0
6 アドマイヤデウス 59.8
14 バウンスシャッセ 85.7
18 ウインフルブルーム 90.9
5 アデイインザライフ 94.3
3 クラリティシチー 108.3
13 キングズオブザサン 137.2
10 ベルキャニオン 184.0
8 ステファノス 209.2
9 スズカデヴィアス 211.2
12 タガノグランパ 225.7
15 コウエイワンマン 420.3
4 クリノカンパニー 467.5

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