【さきたま杯】ノーザンリバー鋭伸!差し切って重賞4勝目

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14年5月28日(水)、浦和競馬場で行われた交流重賞・第18回 さきたま杯(Jpn2)(4歳上 別定 1着賞金:3100万円 ダート1400m)は、蛯名正義騎手騎乗の1番人気・ノーザンリバー(牡6、栗東・浅見厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:26.7(重)。

2着にはクビ差で7番人気・トキノエクセレント(牡6、川崎・八木喜厩舎)、3着には2番人気・セイクリムズン(牡8、栗東・服部厩舎)が続いた。

ナイキマドリードが好スタートから押してハナへ。直後にセイントメモリー、タガノジンガロ、セイクリムズンが続く。ノーザンリバーは先行集団をマークするように中団で脚を溜める。向う正面を過ぎて3コーナーからトキノエクセレントが一気の捲りを開始し、ノーザンリバーなど各馬も追い出しを始める。直線に入って、トキノエクセレントが早め先頭に立ち逃げ込みを図る中、外からノーザンリバー、内からセイクリムズンが迫る。外から猛追したノーザンリバーの脚色が勝って先頭でゴール板を駆け抜けた。

勝ったノーザンリバーは東京スプリントに続いて交流重賞2勝目で、4つ目の重賞タイトルを手にした。前走のかきつばた記念では断然の1番人気に支持されるも、直線一気の追い込みでハナ差届かずの2着と不良馬場に泣いた。今回は4積極的に前を捕らえに行く競馬で1番人気の支持に見事に応えた。

馬主は林 正道氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「生産牧場の歴史を脈々と引き継ぎ、大海へ通じる願いを込めて」。

【蛯名正義騎手のコメント】
「なんとか勝ててよかったです。スタートは普通に出られて、もうちょっと行けるかなと思ったんですけどね。自分が思ったよりも位置取りが後ろになってしまいました。カーブがキツくてなかなかスピードの乗りが良くなかったんですけど、直線を向いてからはこの馬本来の伸び脚で伸びて、届いてくれてよかったです。残り100mぐらいのところでは結構いい脚だったので間に合うと思いました。ここのところ状態、成績共に安定していますし、今後も楽しみだと思います。今日はありがとうございました。また頑張っていきますので応援よろしくお願いします」

ノーザンリバー
(牡6、栗東・浅見厩舎)
父:アグネスタキオン
母:ソニンク
母父:Machiavellian
通算成績:21戦8勝
(地方通算成績:4戦2勝)
重賞勝利:
14年さきたま杯(Jpn2)
14年東京スプリント(Jpn3)
13年カペラS(G3)
11年アーリントンC(G3)





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