【安田記念】リアルインパクト&圭太 3年前の再現なるか

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5日、日曜東京11レース・安田記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、高松宮記念9着のリアルインパクト(牡6、美浦・堀厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ポリトラックコースで追われ、4F52.7-37.9-12.3秒をマークした。

【戸崎圭太騎手のコメント】
「今日の追い切りは、ポリトラックで半マイルから時計を出して、終い中心で少し強めにやりました。雰囲気のある馬で、すごくフットワークも良かったですし順調にきていると感じました。元々普段は大人しいタイプで、レースに行ってやる気を見せるところがあります。ここ2戦は1200を使って、出遅れたり馬場が悪かったりで結果は出せませんでしたが、良い刺激になったかと思います。

東京1600は安田記念を勝っていますし、広いコースは合うので良い条件だと思います。枠順次第になりますが、最近は少し前々で競馬をして渋太さを生かしたいと思っているので、外枠よりは内枠の方が良いですね。それでもスタートを出ればある程度前に行けるので、枠順はそれほど気にしていません。またリアルインパクトに安田記念で乗せていただけるのは嬉しいですし、良いレースが出来ると信じています」

【堀宣行調教師のコメント】
「追い切りは、通常ウッドチップでやることが多いですけど、馬が場所に慣れてきているので今日はポリトラックで併せ馬をしました。あまり追わずに速いラップを経験させたかったですけど、その通りに出来ました。馬が自ら走る気になることが重要なので今日のような内容の追い切りをしましたが、終いの動きも良く順調にきていると思います。近走の状態から大きくは変わりませんが、毛ヅヤも良いですし体調面はアップしていると思います。輸送がかなり馬体重に影響するタイプですが、今回は関東圏での競馬なので、近走の関東圏での競馬と同じくらいの体重で出られるのではと思っています。

一時期状態が良くありませんでしたが、昨年秋頃から復調を感じましたし、今は一昨年の春シーズンと遜色のない状態に戻ってきました。レース展開は、スローではない方が良いと思います。G1馬も多く揃いますが、まだ対戦していない相手もいますし、そういうメンバーとG1の流れのなかでどれだけやれるかですね。G1を勝たせてもらっている舞台ですし、馬も復調してきています。良い状態でレースに臨めるように、この後もしっかり調整をしていきます」


ダークシャドウ(右)を先行する形で併せ馬