オルフェーヴルが表彰 ロンジンワールドベストレースホースアワード

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6月10日(火)、「ロンジン ワールドベストレースホースアワード」を受賞したオルフェーヴル(牡6)の表彰式が都内ホテルにて行われた。

オルフェーヴルは昨年、2年連続の挑戦となった凱旋門賞で2着に入り、ラストランとなった有馬記念では後続に8馬身差の圧勝。昨年の世界ランキングで3位タイとなる129ポンドの評価を受け、国産馬としては初めて同アワードの栄誉に輝いた。

式には馬主のサンデーレーシング代表・吉田俊介氏と、池江泰寿調教師池添謙一騎手が出席し、ロンジン社より記念のトロフィーと腕時計が贈呈された。

吉田俊介氏は「(世界1位となった)ブラックキャビアやトレヴに次ぐ評価を日本馬が獲得することは、10年、20年前には考えられなかったこと」と受賞の感慨に浸っていた。

また、池添謙一騎手は、「このような素晴らしい賞をいただけて、騎手として嬉しいです。オルフェーヴルとその関係者の方々に感謝しています。また、オルフェーヴルのような名馬と出会えるように頑張っていきたい」と喜びを語った。

現在は社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送るオルフェーヴル。池江泰寿調教師によると、初年度から200頭以上の花嫁候補が集まったとのことで、「次はオルフェーヴルの仔で1位を獲って、このような賞をいただきたい」と今後の抱負を口にした。初年度産駒は2017年より続々とデビューする見通し。

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オルフェーヴル(牡6)
父:ステイゴールド
母:オリエンタルアート
母父:メジロマックイーン
通算成績:21戦12勝
G1勝利:
11・13年有馬記念(G1)
12年宝塚記念(G1)
11年菊花賞(G1)
11年東京優駿(G1)
11年皐月賞(G1)

■ロンジンとは
1832年の創業以来、スイスのサンティミエに拠点を構えるロンジンは、「伝統」と「エレガンス」、そして技術面での「性能」を最大限に活かし、優れた時計を生み出している。
ロンジンは、数多くの世界的なスポーツイベントの公式計時の製造メーカーであり、また国際的なスポーツ連盟のパートナーとして、長年に渡り豊富な実績を築いてきた。
「翼の砂時計」をブランドロゴとして有するロンジンは、世界最大のウォッチ マニュファクチュア スウォッチグループのメンバーであり、現在、140カ国以上でビジネスを展開している。

記念品のクリスタルオーナメントと「コンクェスト クラシック」を手にする
(左から)池添謙一騎手、ノーザンファームの吉田俊介氏、池江泰寿調教師