【マーメイドS】フロアクラフト展開がカギ「平均的な流れに…」

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11日、マーメイドS(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。フロアクラフト(牝4、栗東・西園厩舎)は助手を背にCWコースで併せ馬を行い、5F68.8-52.3-38.0-12.2秒を記録。先行した僚馬グレイスフルデイズを外から交わし去ると、最後までビッシリと追われる意欲的な調教内容となった。

「上がりをしっかりと。朝一番とはいえ、しっかり動いてるんですからね。ええ、状態は何も問題ないですよ」と西園正都調教師

昨年秋には牡馬に混じって500万下、1000万下クラスを連勝。準オープンでも善戦を繰り広げていたが、牝馬限定戦の前走は8着と崩れた。「前走は苦手な瞬発力勝負で苦しくなった感じ。平均的な流れの競馬になってもらいたいな」と展開に注文はつくが、昨年はオークスで5着に食い込んだ実力の持ち主。51キロを利して上位進出を狙う。