【エプソムC】充実の夏へ!ディサイファが接戦制し重賞初V

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14年6月15日(日)、3回東京4日目11Rで第31回 エプソムカップ(G3)(芝1800m)が行なわれ、四位 洋文騎手騎乗の2番人気・ディサイファ(牡5、美浦・小島太厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.2(良)。

2着にはアタマ差で4番人気・マイネルラクリマ(牡6、美浦・上原厩舎)、3着には8番人気・ダークシャドウ(牡7、美浦・堀厩舎)が続いて入線した。
なお、1番人気に支持されたマジェスティハーツ(牡4、栗東・松永昌厩舎)は6着に敗れた。

パドトロワがハナを主張。好スタートを切ったマイネルラクリマが2番手に控え、タマモベストプレイ、タムロスカイらが続く中、ディサイファは中団の内々を追走。直線入口でマイネルラクリマが先頭に立ち、押し切りを図るところへ、馬群を割ってディサイファが急追。ゴールまで叩き合いが続いたが、最後はディサイファが接戦を制し優勝。3着には59キロを背負ったダークシャドウが食い込んだ。人気を集めたマジェスティハーツは最後方待機から、直線では内を突いて追い込んだものの、6着に終わった。

勝ったディサイファは重賞初制覇。1年前は500万下クラス在籍の身だったが、一気の飛躍を見せ昨年秋にオープンクラスへ昇格。今年は中山金杯3着を皮切りに、オープン特別で連続して2着に入るなど好走を続けていた。得意の夏本番を目前にして待望の重賞タイトルを獲得し、今後に向けて大きく楽しみが広がる結果となった。

鞍上の四位洋文騎手は、昨年7月のプロキオンS(アドマイヤロイヤル)以来となる重賞制覇。ディサイファとのコンビでは8戦して(4-2-1-1)と、好相性を見せている。

馬主はH.H.シェイク・モハメド氏、生産者は日高のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「解読する」。

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ディサイファ
(牡5、美浦・小島太厩舎)
父:ディープインパクト
母:ミズナ
母父:Dubai Millennium
通算成績:22戦6勝
重賞勝利:
14年エプソムC(G3)





写真=武田明彦

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