ジェンティルまさかの9着「手応えがなくなった」

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●14年6月29日(日) 3回阪神8日目11R 第55回 宝塚記念(G1)(芝2200m)

昨年3着のリベンジに挑んだジェンティルドンナ(牝5、栗東・石坂厩舎)は9着に沈んだ。

スタートして程なく流れに乗ると、好位4番手付近へ。ポジションを上げたゴールドシップについていくようにレースを進めたが、3角から徐々に後退。直線でも粘りを欠き、為す術もなく終わってしまった。

「ゲートを上手に出て、落ち着いて走っていました。前に壁をつくってほしい、との指示どおり、道中はスムーズ。ゴールドシップが上がってきたので、向正面からマークしたのですが、勝負どころで手応えがなくなりました。ゴール前は止まりそうなくらい。無事ならばいいのですが」と川田将雅騎手。豪快な競馬で世界を制したドバイシーマクラシックから一転、世界の脚は影を潜めてしまった。