【中京記念】クラレントに久々騎乗の小牧「ムチャクチャ良い」

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23日、中京記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。クラレント(牡5、栗東・橋口厩舎)は小牧太騎手を背に、坂路でシャイニーホークとの併せ馬。終い重点の調整ながらも4F51.7-37.8-25.0-12.7秒でまとめ、一旦併せにかかった併走馬を最後は突き放した。

「ムチャクチャ動きは良かったですわ」と語るのは、一昨年以来のコンビとなる小牧騎手。デビューから8戦連続で手綱を執り続けながらも、2012年の富士S以降はコンビを解消。その後、3つの重賞タイトルを重ねたクラレントの成長ぶりに舌を巻いた。

とはいえ、久々のタッグも主戦の川田騎手の騎乗停止、その後に騎乗を予定していた武豊騎手の骨折、なおかつ、自身が騎乗するはずだった騎乗馬が除外対象であった経緯があっての騎乗依頼。諸手を上げての騎乗依頼でないことは、自身も感じとっているだろう。それでも、クラレントにとって左回りのマイル戦は大の得意条件。重賞タイトルはメンバー中、最多。中心核であることは鞍上も承知だ。

「1番人気になるだろうけど、なんとか人気に応えたいね。今回はチャンスやと思う」

小牧騎手にとっても、再び主戦の座を取り戻すために、是が非でも結果を残したい一戦。マーキュリーCを制した勢いままに、重賞連勝を狙う。

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