ムーンリットレイクがOP特別初勝利…福島テレビOP

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14年7月27日(日)、2回福島8日目11Rで福島テレビオープン(芝1800m)が行なわれ、戸崎 圭太騎手騎乗の5番人気・ムーンリットレイク(牡6、美浦・加藤征厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.4(良)。

2着にはクビ差で4番人気・アロマカフェ(牡7、美浦・小島太厩舎)、3着には1番人気・レッドレイヴン(牡4、美浦・藤沢和厩舎)が続いて入線した。

ダッシュを決めるルナに、好スタートからムーンリットレイクが追随。1コーナーを回った時点でアロマカフェは中団後方につけて、レッドレイヴンは後方4番手、セイルラージは最後方から。人気馬が後方で構える中、向こう正面でマウントシャスタが競走を中止。
前の2頭が後続にリードをとりながら直線を向くと、ルナが後退。そこへアロマカフェ、トーセンジャガー、コスモソーンパークらも追い上げ。しかし、ムーンリットレイクの脚色が優勢で、なんとかアロマカフェも食らいついたが、追撃は敵わなかった。レッドレイヴンは手応えがもう一つだったが、最後は3着に浮上した。

勝ったムーンリットレイクは3~4歳時にかけて4連勝を果たすなど、早くから能力の高さを窺わせていたが、脚部不安もあり、順調さをかく競走生活。それでも、今年は既に3戦を消化しており、これがオープン特別初勝利となった。
馬主は有限会社 サンデーレーシング、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「月に照らされた湖」。

1着 ムーンリットレイク(戸崎圭騎手)
「直前の稽古で跨ってクセは分かっていましたし、状態の良さも感じていました。外枠からスムーズに逃げ馬の後ろに取りついて、折り合いをつけられたことが大きいですね。脚が溜まっていた分、2着馬の追撃を凌げました。レースで初めて乗せてもらいましたが、力のある馬ですね」

2着 アロマカフェ(内田博騎手)
「切れるタイプなので、パンパンの良馬場なら更に際どかったと思います。勝ち馬にラクに前へ行かれた分の差でしょうね。よく頑張っていますよ」

3着 レッドレイヴン(柴田善騎手)
「今日は返し馬からトモが入っていかない感じで、アレ?と思いましたが、レースでも本来の走りではありませんでした。それでも最後にあれだけ詰めてきたように地力は高いですよ」

4着 コスモソーンパーク(柴田大騎手)
「元々ゲートが上手ではありませんが、今日は隣がガタガタしているのを気にして、体を硬直させてしまったこともあって、モサッと出ました。それでもジワッと上がっていけましたし、力は出していると思います」

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ムーンリットレイク
(牡6、美浦・加藤征厩舎)
父:ディープインパクト
母:ムーンライトダンス
母父:Sinndar
通算成績:14戦6勝





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