【クイーンS】アンアヴェンジドに鞍上高評価「芝の走りは悪くない」

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30日、クイーンS(G3)の追い切りが札幌競馬場にて行われた。アンアヴェンジド(牝5、美浦・藤沢和厩舎)は四位洋文騎手が騎乗して、芝コースで僚馬シンボリエンパイアとの併せ馬。相手を追いかける形で6F82.9-66.9-52.2-38.4-12.0秒を馬なりでマークし、最後は1馬身半ほど先着してみせた。

3歳春からダート路線に向かい、前走の安達太良Sを快勝してオープン入りを果たしたアンアヴェンジド。今回、約2年ぶりに芝での競馬となる。

「洋芝は良いんじゃないかな?これが新潟などの硬くて速い競馬だと戸惑う可能性はあるけれど、北海道のコース形態もそうだし、そんなに速くはならないからね。今朝は芝での追い切りだから、馬はビックリしたかも。走りそのものからは“ダートで走るのはわかるな”という感じはするけど、今日の芝の走りは悪くないからね」と、新たにコンビを組む四位騎手はジャッジを下した。

「この間使ったばかりで輸送もあったので、今日は息を整える程度。強い調教はいらなかったんじゃないかな。あれくらいの馬からすれば、朝の散歩みたいなモノでしょう。でも、良い感じですよ。美浦での攻め馬でも、一度乗せてもらったことがあるけれど、良い走り、パワフルな走りをする馬だからね。メンバーがメンバーだけに、大威張りはできないけど、頑張ってもらいましょう」

久々の芝、相手強化と課題はあるが、鞍上は新パートナーを高評価。果たしてどのような走りを披露してくれるか注目だ。