【アイビスSD】スピード自慢アンバルブライベン千直も「やることは同じ」

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31日、アイビスSD(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。アンバルブライベン(牝5、栗東・福島厩舎)は助手が騎乗し坂路で軽めの調整。馬なりで4F57.7-41.9-27.2-13.7秒の時計をマークした。

前走のバーデンバーデンCでは果敢に逃げ、渋太く粘って3着。約4ヶ月ぶりの実戦で強い走りを披露した。

「中1週だし、追い切りは軽めで。金井クン(攻め専)も頑張って引っ張ってたな。うん、この時計は予定通りだよ。体も回復してるし、帰厩3週間で使った前走よりも具合はいいね。あとは輸送さえクリアすれば、前走と同じぐらいの馬体重で出られそう」と西谷厩務員は好調をアピール。昨年も小倉で連勝するなど夏場は得意な上、一度叩いたココは上積みも十分だ。

デビューから一貫して短距離を使うも、直千競馬はこれが初。「1000m?やることは同じ。健(田中健騎手)も先週はすごい配当を出していたし、オレの馬も頑張ってほしいね」と陣営は自信の構え。先週15番人気のメイケイペガムーンを勝利に導き、1299万円馬券の立役者となった鞍上にも期待を寄せる。

自慢のテンの速さを発揮すれば勝機は十分。初の1000mで重賞制覇を目指す。