大外一気!ハーツクライ産駒ナヴィオンが差し切り…新潟新馬

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14年8月3日(日)、2回新潟2日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、的場 勇人騎手騎乗の3番人気・ナヴィオン(牡2、栗東・橋口厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.3(良)。

2着にはクビ差で1番人気・ショウナンアデラ(牝2、美浦・二ノ宮厩舎)、3着には8番人気・レッドブラッサム(牝2、美浦・黒岩厩舎)が続いて入線した。

好スタートからショウナンアデラ、レッドブラッサムの2頭が先行。ダイワインパルス、セイリングデイと続く中、ナヴィオンは後方4番手からレースを進めた。
直線でも先行勢の隊列は変わらず、ダイワインパルスらの追撃を振り切ったショウナンアデラ、レッドブラッサムの2頭で決着かと思われたが、大外から豪快に末脚を伸ばしたナヴィオンが測ったように差し切り優勝。

勝ったナヴィオンの母、ユキノスイトピーは現役時に芝で6勝。2歳時に出走した阪神JFでは6着と健闘した実績を持つ。今世代のハーツクライ産駒3頭目の勝ち上がり。2016年2月末での定年を控え、来年が最後のクラシック挑戦となる橋口厩舎から、楽しみな素材が現れた。

馬主は橋口 博氏、生産者は日高の浜本牧場。馬名の意味由来は「軽飛行機名より」。

1着 ナヴィオン(的場騎手)
「クセがない馬だと先生から聞いていましたし、新馬戦なので前半はゆったり走らせました。力まず走っていましたし、行き出してからの脚が良かったです。直線では沈むような走りになって、凄い伸びを見せてくれました」

2着 ショウナンアデラ(蛯名騎手)
「上手く運べましたし、この馬も最後はよく伸びていますが、あの位置から差されるんですから相手が悪かったですね」

3着 レッドブラッサム(田中勝騎手)
「スタートが速く、良いセンスがありますね。直線でも見せ場を作りましたし、よく頑張っていますよ」

4着 ダイワインパルス(丸田騎手)
「スタートも良かったですし、ラクに流れに乗れました。ジリッぽいところがあるので早目に動いていく今日のような競馬が合っていると思います。初戦としては良い内容だったと思います」

5着 エッケザックス(鹿戸雄調教師)
「今日は外に出していこうというタイミングで外から他馬にぶつけられるような格好になってしまい、もったいなかったですね。まだ幼さがありますが、使って自分からハミを噛んで来るようになれば良いですね」

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ナヴィオン
(牡2、栗東・橋口厩舎)
父:ハーツクライ
母:ユキノスイトピー
母父:ラストタイクーン




写真=武田明彦

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