【天皇賞(春)】1週前 心身の成長を実感するアドマイヤデウス

【天皇賞春】皐月賞は勝ち馬をズバリ推奨！騎手の腕が超重要な長距離G1で絶対に買う1頭

提供：アナタの知らない騎手の世界
22日、天皇賞・春(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。橋田満厩舎から参戦するアドマイヤデウス(牡4、栗東・橋田厩舎)とスズカデヴィアス(牡4、栗東・橋田厩舎)の2頭はともに坂路コースでの追い切りとなった。

助手を背に登場したアドマイヤデウスは4F51.1－37.7－24.9－12.7秒で駆け上り、自己ベストに迫る好時計をマーク。重賞2連勝中の充実ぶりをまざまざと見せつける追い切りに指揮官も「しっかりと動けていましたね」とご満悦。レースに向けて順調な調整を重ねている。

休養明けから2連勝を飾った要因を聞かれ「気性面の成長でしょう。それでいい結果がついてきているのかな。それに体も大きくなってきましたよ」と心身の成長を挙げる。ダービー後、半年間の休養を経て本格化を果たしたアドマイヤデウス。一気のG1タイトル獲得を成し遂げても何ら不思議はない。

一方のスズカデヴィアスは北沢伸也騎手(レースでは藤岡佑介騎手)が跨がり登坂。時計は4F51.4－37.8－24.8－12.5秒でフィニッシュ。こちらも負けず劣らずの軽快な動きを見せた。

1週前の段階ではあるが、しっかりとした脚取りでの追い切りを終えた愛馬に対して師は「良い状態でこれていますね」と合格点を与えた。レースに向けては「この馬のリズムで運びたい。もちろんハナへ行ってもらいますよ」と堂々の逃げ宣言に不敵な笑みを浮かべた。近年、高速馬場状態にある京都コースで先行できる強みは大きい。淀の大舞台でスズカデヴィアスが大駆けを狙っている。