エネスクなど≪東京9・10・12R≫レース後のコメント

10月17日(土)、4回東京4日目9Rでプラタナス賞(ダ1600m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の3番人気・エネスク(牡2、美浦・和田雄厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.6(不良)。

2着にはクビ差で4番人気・ナンヨーファミユ(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)、3着には3/4馬身差で6番人気・ケイティブレイブ(牡2、栗東・目野厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたクレマンダルザス(牡2、栗東・松永厩舎)は8着に敗れた。

1着 エネスク(M.デムーロ騎手)
「初めての芝スタートだったこともあって、後ろからの競馬になりましたが、直線で前に並んでからは凄い動きでした。まだ子供っぽいところがありますが、それでこれだけ走れますし強い馬です」

2着 ナンヨーファミユ(柴田善騎手)
「体が増えていたのは良いですね。馬がグングン良くなっていますし、もっと増えても良いくらいです。前走は砂を被って一瞬ヒルむところを見せましたが、今日は内枠で厳しい形になってもよく伸びてくれました。2歳のこの時期にしては良いレースをしてくれましたし、勝ちたかったですけど、内容自体には満足しています」

3着 ケイティブレイブ(津村騎手)
「スタートが良くて先行できましたが、途中から人気馬に絡まれて厳しい競馬になりました。ペースも速いと思いましたが、よく踏ん張ってくれました。良いフットワークで走りますし、能力がありますよ」

4着 クインズサターン(岩田騎手)
「性格もノンビリしていますし、まだ競馬が分かっていないところがありますね。ゲートを出ても進んでいきません。現状ではこういう感じですが、最後はよく詰めています。まだ完成していませんが、これからが楽しみですよ」

5着 フレンドミラクル(吉田豊騎手)
「行ければハナに行ってほしいと言われていましたが、砂を被ってもヒルみませんでしたし、ハナに行かなくても大丈夫でした。直線で前が下がってきて追い出しが遅れましたが、最後はまた脚を使ってくれました。中央でもやれる力がありますよ」

8着 クレマンダルザス(蛯名騎手)
「もっとガマンさせても良かったですが、内枠でしたし前走内容から自信もあったので多少ムリをしても大丈夫かと思って行きました。少し強気に乗り過ぎたかもしれませんね。時計が速かった影響もあったかもしれません。ただ、この一戦で評価を変えることはありませんし、良いものを持っている馬であることは確かですよ」

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10Rで神奈川新聞杯(芝1400m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の1番人気・マリオーロ(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:21.8(稍重)。

2着にはアタマ差で2番人気・サトノフェラーリ(牡4、美浦・藤沢和厩舎)、3着には半馬身差で4番人気・エルゴレア(牝4、美浦・勢司厩舎)が続いて入線した。

1着 マリオーロ(岩田騎手)
「中間はゲート練習をしたようですし、今日普通に出られたのはその成果だと思います。道中は、2着馬を意識しながら運びました。自信を持って乗れますし、最後も良い脚を使ってキッチリ勝ってくれました。課題はゲートだけで、すごく能力の高い馬ですよ」

2着 サトノフェラーリ(北村宏騎手)
「スタートして最初はついていけませんでしたが、二の脚がつきましたしペースも遅かったので取りついていけました。直線で前にスペースがあって、そこに入れるチャンスがありましたけど、モタついているうちにスペースが狭くなってしまいました。すごくブレーキをかけたわけではないですけど、外に切り返す形になりましたからね。1400、1600の適性が高いと思います」

3着 エルゴレア(柴山騎手)
「3コーナー辺りでペースが遅くなったときに、いつもより力んで走っていましたが、その割りに最後まで頑張ってくれました。今日は大外枠もありましたからね。もう少し内の枠なら、もっと競馬がしやすかったんですけどね」

4着 マイネルディアベル(松岡騎手)
「今日はブリンカーを着けたので、積極的に行きました。早目に動いていきましたが、最後まで頑張ってくれましたし、復調の兆しが見える内容でした」

5着 ライブリシュネル(吉田豊騎手)
「直線ではなかなか前があかず、脚を余す格好になってしまいました。上手く捌けていればもっとやれたと思いますが、もったいなかったです」

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12Rで3歳上1000万(ダ1300m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の2番人気・ニットウスバル(牡3、美浦・高橋文厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:16.7(重)。

2着にはクビ差で1番人気・パイメイメイ(牝4、美浦・鈴木伸厩舎)、3着には2馬身差で8番人気・ナムライチバンボシ(牡5、美浦・大和田厩舎)が続いて入線した。

1着 ニットウスバル(柴田善騎手)
「ゲートの中があまり良くない馬ですが、今日は普通に出てくれました。特に押していったわけではありませんが、馬場を考えてあの位置から運びました。この距離はかからないですし、競馬がしやすいですね」

2着 パイメイメイ(秋山騎手)
「1300はギリギリなんですよね。今日はスタートが良過ぎたこともありましたが、流れに乗せ過ぎたかもしれません」

3着 ナムライチバンボシ(津村騎手)
「連闘も良かったと思います。ちょうど良い位置につけて、最後までしっかり脚を使ってくれました。もう少し追われてからのフォームが良くなれば、更にやれると思います。今は1300、1400くらいの距離が良さそうです」

4着 ラブミークン(藤岡康騎手)
「連闘でしたが、馬の雰囲気は良かったです。良いスタートを切れたので前々で運べましたし、最後もしっかり脚を使ってくれました。距離もこのくらいが良さそうです」

5着 オーネットサクセス(田中勝騎手)
「少し他馬を怖がるところがあるので、行った方が良いみたいです。ハナに行って、よく頑張ってくれました」

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