【ダイオライト記念】格の違い見せた!G1馬クリソライトが連覇達成!

3月9日(水)、船橋競馬場で行われた交流重賞・第61回ダイオライト記念(Jpn2)(4歳上 定量 1着賞金:3200万円 ダート2400m)は、武豊騎手騎乗の1番人気・クリソライト(牡6、栗東・音無厩舎)が優勝。勝ちタイムは2.36.4(不良)。

2着には1馬身半差で3番人気・クリノスターオー(牡7、栗東・高橋忠厩舎)、3着には5馬身差で5番人気・ユーロビート(セ7、大井・渡邉和厩舎)が続いて入線した。

クリノスターオーが好スタートを決めたが、内からクリソライトが押して先手を主張していく。その2頭の後ろからサミットストーンがハナこれに競りかけていくが、クリソライトがハナを取って1周目のスタンド前へ。その直後にクラージュドールがつけ、マイネルバイカとストロングサウザーのJRA2騎はその後ろからレースを進める。ユーロビートはその2頭の後ろ、7番手を追走。2周目の向正面中間から吉原寛人騎手が手綱を動かしポジションを押し上げていく。
3コーナーを回るところでサミットストーンが脱落。前はクリソライトとクリノスターオーの2頭が抜け出し、一騎討ちの様相となる。3番手からクラージュドールが前に迫ろうとするが、外からユーロビートが追い込んで3番手に浮上する。前は粘るクリソライトにクリノスターオーが必死に迫るがなかなかその差は詰まらない。結局、先手を取りきったクリソライトが最後まで先頭を守りきりゴールした。

勝ったクリソライトはこれで重賞4勝目となった。昨年11月、浦和記念に向けての調教中に骨折を発症し、今日はJBCクラシック以来4ヶ月ぶりの実戦となったが、そのブランクをものともせずに同レース連覇を達成した。
馬主は有限会社キャロットファーム、馬主は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「宝石の一種であるペリドットの別名」。

【武豊騎手のコメント】
「先週に続いてどの新聞を見ても二重丸しかなかったので、プレッシャーはありました。位置取りはスタート次第だと思っていましたが、内枠だったので、中途半端な位置を取るのなら、先手を取ってしまおうかなと思っていました。骨折明け初戦だったので少し心配もしましたが、スタッフが良く仕上げてくれていました。少しペースが速いかなとも思いましたが、押し切ってくれるかなと思っていました。地方交流で結果を出している馬ですし、これからもっといいレースもありますからまた一緒に勝てればいいと思います」

クリソライト
(牡6、栗東・音無厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:クリソプレーズ
母父:エルコンドルパサー
通算成績:26戦7勝
(うち地方通算:12戦4勝)
重賞勝利:
15、16年ダイオライト記念(Jpn2)
13年ジャパンダートダービー(Jpn1)
14年日本テレビ盃(Jpn2)

クリソライト

クリソライト

クリソライト

クリソライト

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