【フィリーズR】鞍上志願の参戦カトルラポール「良い仕上がりで臨める」

9日、フィリーズレビュー(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、春菜賞1着のカトルラポール(牝3、美浦・浅野厩舎)は、丸田恭介騎手を背に坂路コースで追われ、4F55.2-40.4-26.9-12.8秒をマーク。前半はゆったり入り、終い重点の追い切りとなった。

【丸田恭介騎手のコメント】
「前走で乗せてもらった感じから1400の適性がありそうだと思ったので、浅野先生にお願いしてこのレースを使ってもらうことになりました。この中間も変わらずにきていると思います。先週しっかりやっているので今日は終い重点の内容でしたが、動きは良かったです。順調にローテーションを組めたと思いますし、良い仕上がりで臨めると思います。この馬の長所は、競馬に行って毎回真面目に走ってくれるところです。前走でも終いにしっかり脚を使っていますし、上がりのかかる馬場も合うと思います」


前走、クリスマスローズS3着のワンダフルラッシュ(牝3、美浦・手塚厩舎)は、嶋田純次騎手を背に(レースではA.シュタルケ騎手が騎乗予定)南ポリトラックコースで追われ、5F70.0-54.7-39.8-12.3秒をマーク。最初の1ハロンは15.3秒とゆったりした入りだったが、徐々にペースを上げしっかりとしまいを伸ばす追い切りであった。

【手塚貴久調教師のコメント】
「前走はハイペースのなか3着と内容は悪くありませんでしたし、牡馬相手でよく頑張ったと思います。中間も順調にきていますし、今日の追い切りの動きも良かったと思います。距離が1ハロン延びますが、前半に急かさなければこなせると思っています」