【ダービー卿CT】中山マイルで再び重賞Vへ フラアンジェリコ「良い状態」

30日、ダービー卿CT(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、中山金杯11着のフラアンジェリコ(牡8、美浦・斎藤誠厩舎)は、石橋脩騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.8-54.3-39.8-13.2秒をマークした。

【斎藤誠調教師のコメント】
「今日の追い切りは、長めから行って終いはビッシリ追ってほしいという指示を出しましたが、その通りの良い調教が出来たと思います。年齢的にも稽古でそれほど動く馬ではありませんが、しっかり負荷をかけられました。

牧場で一頓挫あって予定が延びましたが、中山マイルは適鞍なのでここを目標に切り替えて仕上げてきました。追い切り前は少し太いかと思っていましたが、これでちょうど良くなると思います。今日の最終追い切りをトラックコースでやれましたし、脚元は大丈夫です。いつ走るか分からない面はありますが、しっかりした良い状態で出走できそうです」

フラアンジェリコ


前走、京都牝馬S2着のマジックタイム(牝5、美浦・中川厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.0-39.5-12.9秒をマークした。

【中川公成調教師のコメント】
「追い切りの動きは、先週からずっと良いですからね。トモも良くなってきましたが、精神面での落ち着きと良い意味でのズルさが出てきたことが良いと思っています。以前はキツい稽古をやるとパドックでテンションが上がって力を出せませんでしたが、それがなくなってきました。今も右回りよりは左回りの方が良いかと思いますけど、トモがだいぶラクになってきましたし右回りもこなせるようになってきました。クセのある馬ではありませんし、コース替わりも問題ありません」

マジックタイム