【京都HJ】圧巻の7馬身差 ニホンピロバロンが4連勝で重賞初制覇!

5月28日(土)、3回京都11日目8Rで第18回京都ハイジャンプ(J・G2)(障3930m)が行なわれ、高田潤騎手騎乗の1番人気・ニホンピロバロン(牡6、栗東・田所秀厩舎)が優勝。勝ちタイムは4:27.4(良)。

2着には7馬身差で3番人気・サンライズロイヤル(牡7、栗東・浜田厩舎)、3着には1馬身3/4差で5番人気・ドリームセーリング(牡9、美浦・田島俊厩舎)が続いて入線した。

最初の飛越で3連覇を狙う11歳ルールプロスパーとタガノグーフォが飛び出すが、最初のコーナーで9歳ドリームセーリングがタガノグーフォを交わしてベテラン2頭がレースを先導。人気のニホンピロバロンは前の3頭から大きく離された4番手、以下はバラバラの展開で先頭から最後方まで非常に長い隊列となる。
ルールプロスパーとドリームセーリングの競り合いは長く続くが、2度目の向こう正面でルールプロスパーがスパート。徐々に差を詰めていたニホンピロバロン、サンライズロイヤルも続き、最後の直線手前で手応えに勝るニホンピロバロンが一気に先頭。直線は差が開く一方となり、ゴール手前で2着に上がったサンライズロイヤルに7馬身差を付けて重賞初制覇を飾った。3着は逃げて粘ったドリームセーリング。3連覇を狙ったルールプロスパーは5着に敗れた。

勝ったニホンピロバロンは、平地で3勝を挙げたあと、昨年11月に障害入りして初戦をハナ差勝ち。2戦目のオープンは2着と敗れたが、年明けの中山新春Jからオープン、三木ホースランドパークJSと3連勝。一戦毎に後続とのリードを広げる上達ぶりで、重賞初挑戦となった今回は7馬身差と更にリードを広げた。まだ底を見せておらず、今後の活躍が大いに期待される。
また、フサイチリシャール産駒も重賞初勝利となった。
馬主は小林百太郎氏、生産者は新ひだか町の福岡清氏。馬名の意味由来は「冠名+男爵」。

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ニホンピロバロン
(牡6、栗東・田所秀厩舎)
父:フサイチリシャール
母:ニホンピロアニカ
母父:キャプテンスティーヴ
通算成績:43戦8勝(うち障害6戦5勝)
重賞勝利:
16年京都ハイジャンプ(JG2)

ニホンピロバロン

ニホンピロバロン

ニホンピロバロン

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