【日本ダービー】壮絶なデッドヒートを制して頂点に立ったのはマカヒキ!

5月29日(日)、2回東京12日目10Rで第83回日本ダービー(G1)(芝2400m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の3番人気・マカヒキ(牡3、栗東・友道厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:24.0(良)。

2着にはハナ差で2番人気・サトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)、3着には半馬身差で1番人気・ディーマジェスティ(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)が続いて入線した。

レースを引っ張ったのは好スタートを決めたマイネルハニー。プロフェット、アグネスフォルテの順で向こう正面に入ると、プロディガルサン、アジュールローズとほぼ等間隔で続き、サトノダイヤモンド、マカヒキ、ディーマジェスティ、スマートオーディンはその後ろの中団グループの中、リオンディーズは後方3番手から末脚勝負にかける。
3~4コーナーにかけても大きく隊列は変わらず、マイネルハニーが先頭で直線へ。残り300mで好位に付けていたエアスピネルが先頭に出て、マカヒキ、サトノダイヤモンド、そして外からディーマジェスティが脚を伸ばす。残り100mからはマカヒキとサトノダイヤモンドの叩き合いとなり、インでサトノダイヤモンドの追撃を凌いだマカヒキがトップで栄光のゴール板を通過した。

勝ったマカヒキは皐月賞2着馬で、姉に短距離で活躍するウリウリがいる血統。父・ディープインパクトと同じ歩みで新馬、若駒S、弥生賞と3連勝を果たしたが、皐月賞ではメンバー最速の上がりをマークしながらディーマジェスティに先着を許して無念の2着。しかし、世代の頂点を決めるこの大一番でサトノダイヤモンドとの壮絶なデッドヒートを制して1着。2013年産まれ6913頭の頂点に立った。

馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ハワイの収穫祭」。

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マカヒキ
(牡3、栗東・友道厩舎)
父:ディープインパクト
母:ウィキウィキ
母父:フレンチデピュティ
通算成績:5戦4勝
重賞勝利:
16年日本ダービー(G1)
16年弥生賞(G2)

マカヒキ

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