見せ場たっぷりも4着エアスピネル武豊「生まれた年が悪かった」

●5月29日(日) 2回東京12日目10R 第83回日本ダービー(G1)(芝2400m)

4着 エアスピネル(武豊騎手)
「勝ちを狙ってベストの競馬が出来ましたし、一瞬やったかと思いましたが……。生まれた年が悪かったですね。この馬も力がありますし、いつかG1を取らせてあげたいです」

6着 スマートオーディン(戸崎圭騎手)
「馬の状態は良かったです。道中で、もう少しリラックスさせてあげられれば良かったですね。それでも最後はよくきていますし、力がありますよ」

7着 マウントロブソン(T.ベリー騎手)
「チークピーシズは外してレースに臨みました。2400でもよく走っています。今日は出遅れが響きました。良い位置から運べていれば、もっとやれたと思います」

8着 レインボーライン(福永騎手)
「スタートのタイミングが合わず残念でしたが、最後はしっかり伸びてくれました。それほど負けていませんし、この距離でやれたことは収穫ですね。レース選択の幅が広がると思います」

9着 レッドエルディスト(四位騎手)
「今日は春の大一番なので、小細工なしでジックリ運んでどれくらいやれるか、という競馬をしました。最後もジワジワときていますし、この後休ませて秋になれば更に良くなってくると思います」

10着 プロディガルサン(田辺騎手)
「スローペースで切れ味勝負では分が悪いと思って、早めに動いていきました。スムーズに運べましたし、直線でどれだけ粘れるかと思いましたが、甘くなかったですね」

11着 ロードクエスト(小島茂調教師)
「前走でマイルを使ったことで、スタートで出ることを覚えてしまっていました。すぐに流れが落ち着いてしまいましたし、考えていたような後ろからのレースが出来ませんでした。この馬の持ち味を発揮するには、1800、2000くらいが良さそうです」

12着 アジュールローズ(ボウマン騎手)
「これまでたくさんの馬に乗せてきてもらいましたが、この馬も大きいレースを勝てるだけのものはあると思います。今日の一番の敗因は、厳しいローテーションで疲れがあったことだと思います。先が楽しみな馬ですよ」

13着 ヴァンキッシュラン(内田博騎手)
「出たなりの位置でリラックスして運んで、上位陣とも同じようなところにいましたが、追ってからは前走のような脚を使えませんでした。メンバーが揃っていましたし、斤量が増えたことも影響したのかもしれません」

14着 アグネスフォルテ(松山騎手)
「1コーナー辺りで不利があって、少し力んでしまいました。馬は本当によく頑張ってくれました。長浜先生にとって最後のダービーでしたし、良いところを見せたかったですけど…。残念です」

15着 イモータル(石川騎手)
「どこかで内に入れたかったですけど、コーナーで外を回らされてしまいました。先生からも距離は長いだろうと聞いていましたし、徐々にポジションを上げていこうと思っていました。そのイメージ通りの競馬は出来ましたが、最後は脚が上がってしまいました。良い経験をさせてもらいました。今後も毎年乗りたいレースです」

16着 マイネルハニー(柴田大騎手)
「最後も反応していますが、速い脚が使えない分切れ味勝負では分が悪いですね。それでも上手に走れましたし、よく頑張ってくれました。距離は2000くらいが良さそうです」

17着 プロフェット(浜中騎手)
「切れるタイプではありませんし、先生からの指示もあって前に行きました。リズム良く走れましたが、最後は疲れてしまいました。まだこれからの馬ですよ」

18着 ブレイブスマッシュ(横山典騎手)
「今日はいつもよりテンションが高かったですね。普段の走りが出来ませんでした」

エアスピネル

見せ場を作ったが最後は力尽きて4着エアスピネル


スマートオーディン

キズナローテからダービー奪取とはならず6着スマートオーディン


プロディガルサン

9着プロディガルサンは早めの競馬も終いは脚が上がった


ロードクエスト

NHKマイルC2着ロードクエストは伸びを欠いて11着


ヴァンキッシュラン

今年も青葉賞勝ちのジンクスは敗れなかった13着ヴァンキッシュラン


プロフェット

17着プロフェットは果敢な競馬を試みたが失速