【POG】アグネスジュレップら土曜阪神5Rトレセン直送トーク

●9月17日(土) 4回阪神3日目5R 2歳新馬(芝1400m)

2枠3番アグネスジュレップ(牝2、栗東・河内厩舎)は、両親、母の父が『アグネス』の冠を持ち、管理するのが騎手時代に『アグネス』の主戦を務めた河内洋調教師というオーナーゆかりの血統。母系には3冠牝馬スティルインラブやアズマシャトルといった活躍馬の名前もある。

ここまで師の愛弟子・岩崎翼騎手が入念に攻めを付け、今週は坂路52.5秒で古馬に先着。「勝ち上がりの速い血統。スタートが速くて、いいスピードを持ってる。体も仕上がってるし、新馬向き」と師も細い目をさらに細めている。

母がアメリカのG1ウイナーのブブールチャチャ(牝2、栗東・吉田厩舎)は、川田将雅騎手を背に6枠12番にゲートイン。クラブでの募集価格は3000万円で、今週はCWコースで大きく先行したパートナーをゴールで捕まえて同入フィニッシュを果たしている。

花田調教助手は「ひと追いごとに動きも良くなってきたし、自分からハミをとっていい走りをします。攻め通りなら楽しみがありそう」とニッコリ。ちなみに馬名の意味は「ココナッツミルクにタピオカや芋などが入ったマレーシアのデザート」。

『3つの剣』という馬名を持つスリーソードシチー(牡2、栗東・北出厩舎)は、父の名に由来するデュランダル産駒。幸英明騎手が跨がった先週のCW、そして今週の坂路とひと追い毎に素軽さが増してきた。

北出成人調教師も「乗り込みは十分。小柄でも幅があって細い馬じゃない。軽い馬場でいい走りをみせるし、芝の実戦で良さそうなタイプ」と上々の感触で新馬勝ちに期待を寄せている。