【阪神JS】壮絶なデッドヒートを制したニホンピロバロンが5連勝!

ニホンピロバロン

9月17日(土)、4回阪神3日目8Rで第18回阪神ジャンプS(J・G3)(障3140m)が行なわれ、高田潤騎手騎乗の1番人気・ニホンピロバロン(牡6、栗東・田所秀厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:28.2(良)。

2着には半馬身差で2番人気・アップトゥデイト(牡6、栗東・佐々晶厩舎)、3着には3/4馬身差で10番人気・テイエムシシーポス(牡6、栗東・日吉厩舎)が続いて入線した。

好スタートを決めた昨年の最優秀障害馬アップトゥデイトがそのままハナを切り、後続を離す展開。ツイセキシャ、リスヴェリアートが2~3番手を進み、人気のニホンピロバロンは6番手を進む。最後の3コーナー手前に差し掛かるとニホンピロバロンが一気に進出。アップトゥデイトのリードも徐々になくなり、リスヴェリアート、ニホンピロバロン3頭が固まって直線へ。
コーナーワークでアップトゥデイトが再び差を広げるも、その外を抜群の手応えでニホンピロバロンが迫る。さらにテイエムシシーポスも加わって激しい叩き合い。最後はニホンピロバロンが粘るアップトゥデイトを半馬身抑えてゴールに入った。

勝ったニホンピロバロンは、昨年暮れに障害入りして初戦で勝利。続くオープンこそ2着と敗れたが、年が明けて重賞初勝利となった前走の京都ハイジャンプまで4連勝。今回は1キロの斤量差があったとはいえ、昨年2つのG1を制したアップトゥデイトを破り、今年は無傷の5連勝。最優秀障害馬のタイトル争いが非常に面白くなってきた。
また、騎乗した高田潤騎手はこのレース4連覇で、その前3年は2着に入っており、7年連続連対となった。
馬主は小林百太郎氏、生産者は新ひだか町の福岡清氏。馬名の意味由来は「冠名+男爵」。

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  • ニホンピロバロン
  • (牡6、栗東・田所厩舎)
  • 父:フサイチリシャール
  • 母:ニホンピロアニカ
  • 母父:キャプテンスティーヴ
  • 通算成績:44戦9勝
  • 重賞勝利:
  • 16年京都ハイJ(J・G2)
  • 16年阪神ジャンプS(J・G3)
ニホンピロバロン
ニホンピロバロン
ニホンピロバロン
ニホンピロバロン

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