メイショウスミトモがゴール前できっちり捕えてOP特別連勝！…ラジオ日本賞

2016/9/17(土) 

【マイラーズカップ】群雄割拠のマイル路線！事前注目馬ご紹介！

提供：重賞トレンドジャッジ

9月17日(土)、4回中山3日目11Rでラジオ日本賞(ダ1800m)が行なわれ、和田竜二騎手騎乗の4番人気・メイショウスミトモ(牡5、栗東・南井厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.6(稍重)。

2着には3/4馬身差で1番人気・ケイティブレイブ(牡3、栗東・目野厩舎)、3着には3馬身差で2番人気・ロワジャルダン(牡5、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。

セイカアヴァンサが出遅れ。先行争いは内からケイティブレイブが逃げの構えを見せるが、外からビービーバーレルが並びかけ、3歳馬2頭の激しい先行争いに。向こう正面に入ったところでケイティブレイブが主導権を握り、道中は2馬身半ほどのリードで逃げる。ロワジャルダンは好位のやや後ろを追走。1000ｍ通過が60秒5と淀みない流れでレースは4コーナーから直線へ。

ケイティブレイブにビービーバーレルが迫るが、ケイティブレイブはそれらを振り切って単独先頭。残り200ｍを切ってその差は2馬身、押し切り態勢かと思われたが、外から一気に伸びてきたのがメイショウスミトモ。ゴール前で脚の上がったケイティブレイブをきっちり捕えて先頭でゴールを駆け抜けた。

勝ったメイショウスミトモはこれで前走の阿蘇Sに続いての2連勝。デビューからダートを中心に使われ、5歳馬にして32戦のキャリアを重ね、ここまで故障なく活躍。使われつつ力をつけ、阿蘇Sは格上挑戦であったにも関わらずメンバー最速の上がりで1着。勢いそのままにオープン特別連勝を飾った。今後は重賞での活躍に期待がかかる。
馬主は松本好雄氏、生産者は新ひだか町のフジワラフアーム。馬名の意味由来は「冠名＋人名より」。

1着 メイショウスミトモ(和田騎手)
「以前より扱いやすくなっています。良いスタートを切って、いつでも動ける感じでした。前走よりも斤量が増えていましたが、問題ありませんでした。前走のときは暑くて夏バテ気味でしたが、涼しくなって体調も良くなっていたと思います。これから先が楽しみです」

2着 ケイティブレイブ(蛯名騎手)
「マイペースで運べていますが、最初に行っている分でしょう。だからといって、控えて2番手の馬を行かせるわけにもいきませんからね。仕方ありません」

3着 ロワジャルダン(戸崎圭騎手)
「展開も良くて上手くハマッたかと思いましたが、斤量が響いたかと思います」

4着 キクノソル(内田博騎手)
「この馬には時計が速過ぎましたね。道中についていって中途半端な形になっても仕方ないと思って、後ろからジックリ運びました。3着は欲しかったですけど、最後もよく脚を使っていますよ」

5着 シンゼンレンジャー(田中勝騎手)
「上手く運べましたが、この距離は少し長いですね。それでもよく頑張ってくれましたよ」

ラジオ日本賞の結果・払戻金はコチラ⇒

• メイショウスミトモ
• (牡5、栗東・南井厩舎)
• 父：ゴールドアリュール
• 母：ムゲン
• 母父：アジュディケーティング
• 通算成績：33戦6勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。