【POG】サトノアーサーら土曜阪神5Rトレセン直送トーク

●10月1日(土) 4回阪神7日目5R 2歳新馬(芝2000m)

先週、ミスエルテという大物が飛び出した池江泰寿厩舎から、今週は牡馬も期待馬が登場。7枠9番サトノアーサー(牡2、栗東・池江寿厩舎)は、昨年のセレクトセールにて2億1060万円の高値を付けた馬で、母のキングスローズはニュージーランド1000ギニー(G1)など重賞6勝を挙げた活躍馬。調教でも古馬を相手に3週連続で先着を果たすなど、順調な仕上がりを見せている。

池江泰寿調教師も「ひと追いごとに動きも良くなってきました。1週前がCウッドで1F11秒5で動きました。悪い馬場でも脚色が鈍らなかった。いい瞬発力をもっていて、父とよく似ていますよ」とディープインパクトを彷彿させる動きに大きな期待を寄せている。鞍上はミスエルテと同じ川田将雅騎手

こちらも先週、ムーヴザワールドが新馬を勝って好ムードの石坂正厩舎。グラットシエル(牡2、栗東・石坂厩舎)はマンハッタンカフェ産駒で、中間の坂路では軽快な動きを見せている。浜中俊騎手を背に3枠3番からスタートする。

「1週前は併走相手を問題にしなかった。ゲートの出がどうかだけど、能力はいいモノがある。先週勝ったムーヴザワールドと同じぐらい楽しみにしているし、うまく流れに乗って運びたい」と久保調教助手も確かな手応えを掴んでいる様子。

和田竜二騎手騎乗の4枠4番アムールバローズ(牡2、栗東・清水久厩舎)はグラットシエルと同じマンハッタンカフェ産駒。母のダイアナバローズは紫苑Sを勝ち、オークス(7着)と秋華賞(18着)に出走している。

もちろん母を超える活躍が期待されるところで、押田調教助手は「ハードな調教にも耐えてくるし、そこそこの時計も出せるようになってきた。いい心肺機能をしているし、ゆったり走れる2000mも合いそうです」とスタミナ勝負で勝機を見出す構えだ。