【POG】注目の一戦はスズカフロンティアとサトノアーサーが同着!…阪神新馬

サトノアーサー

10月1日(土)、4回阪神7日目5Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の3番人気・スズカフロンティア(牡2、栗東・橋田厩舎)と川田将雅騎手騎乗の1番人気・サトノアーサー(牡2、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:04.8(稍重)。

3着には5馬身差で2番人気・グラットシエル(牡2、栗東・石坂厩舎)が続いて入線した。

大外からメイショウオオヅツがハナを主張。メイショウカンキ、グラットシエル、マンボスカイが好位に取り付き、ブルベアバック、スズカフロンティアも差がなく続く。注目のサトノアーサーはちょうど中団で前を見る形。ゆったりとしたペースでレースが進む。
3コーナーを迎え、徐々にペースが上がるとサトノアーサーも進出を開始。スズカフロンティアとともに前を射程圏に入れる。直線に入ると先にスズカフロンティアが抜け出しを図り、逃げ込み体勢に。外からサトノアーサーもジワリジワリと迫り、ゴール前はディープインパクト産駒の一騎討ち。サトノアーサーが首を一杯に伸ばしたところがゴールで、長い写真判定の結果、同着での結末となった。

勝ったスズカフロンティアは、近親にダート王・ホッコータルマエがいる血統で、母のスズカフォイルも2歳時に野路菊S2着、ききょうS3着とオープンでも好走した活躍馬。父がディープインパクトとなって、クラシック戦線での活躍が期待される。
馬主は永井啓弍氏、生産者は浦河町の辻牧場。馬名の意味由来は「冠名+辺境」。

サトノアーサーは、昨年のセレクトセールにて2億1060万円で落札された高額取引馬で、母のキングスローズはニュージーランドでG1を勝っている名牝。中間の攻め馬から重心の低い迫力ある走りが注目されていたが、この実戦でも最後の最後に首を伸ばして先頭に立ったところがゴール。池江泰寿厩舎からは先週のミスエルテに続いて楽しみな逸材が現れた。
馬主は里見治氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

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  • スズカフロンティア
  • (牡2、栗東・橋田厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:スズカフォイル
  • 母父:フレンチデピュティ
  • サトノアーサー
  • (牡2、栗東・池江寿厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:キングスローズ
  • 母父:Redoute’s Choice
スズカフロンティア
サトノアーサー
スズカフロンティア
サトノアーサー
スズカフロンティア

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