【スプリンターズS】直線一気レッドファルクス!連勝でG1初制覇を飾る!

レッドファルクス

10月2日(日)、4回中山8日目11Rで第50回スプリンターズS(G1)(芝1200m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の3番人気・レッドファルクス(牡5、美浦・尾関厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.6(良)。

2着にはアタマ差で2番人気・ミッキーアイル(牡5、栗東・音無厩舎)、3着にはクビ差で9番人気・ソルヴェイグ(牝3、栗東・鮫島厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたビッグアーサー(牡5、栗東・藤岡健厩舎)は12着に敗れた。

ミッキーアイル、ネロが好スタート。押してミッキーアイルがハナへ。内からソルヴェイグ、外からネロが追走。間からシュウジが続き、断然人気のビッグアーサーはその後ろ、先行集団の内側に付けた。中団外目にレッドファルクス、スノードラゴンの芦毛2頭がいて、後方からダンスディレクター、ウリウリと続く。前半3F33.4秒のペースでレースは4コーナーから直線へ。

ミッキーアイルが粘り込みを図る。間から差を詰めるシュウジ。内ラチギリギリのところからソルヴェイグも伸びてくる。ビッグアーサーは前が壁になって抜け出せない。坂を登って先頭はミッキーアイル、このまま押し切るかと思われたが、外から一気に伸びてきたのがレッドファルクスで、捕えたところがゴール板。CBC賞の時のような鬼脚で見事に差し切った。

勝ったレッドファルクスはデビューから芝とダートを両刃で使われ、昨秋にテレビ静岡賞を勝ってオープン入り。今年5月の欅Sでオープンクラス初勝利を挙げると、続くCBC賞を連勝して重賞初制覇を飾る。今回は3ヶ月ぶりの休み明けも問題にせず、一気にG1タイトルを手に入れた。これで芝・ダート合わせて1200mは4戦4勝、近親にスティンガー、アーバニティなど多くの活躍馬を輩出している牝系から、また1頭G1ウィナーが誕生した。また、管理する尾関知人調教師にとっても嬉しいG1初勝利となった。
馬主は株式会社東京ホースレーシング、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+ラテン語で『鎌』の意味を持つ両手剣」。

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  • レッドファルクス
  • (牡5、美浦・尾関厩舎)
  • 父:スウェプトオーヴァーボード
  • 母:ベルモット
  • 母父:サンデーサイレンス
  • 通算成績:18戦8勝
  • 重賞勝利:
  • 16年スプリンターズS(G1)
  • 16年CBC賞(G3)
レッドファルクス
レッドファルクス

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