【菊花賞】ディーマジェスティ、サトノダイヤモンドら19頭が登録!

ディーマジェスティ

皐月賞馬ディーマジェスティが二冠制覇に挑む

10月23日(日)に京都競馬場で行われる第77回菊花賞(G1)(3歳 牡牝 国際 指定 馬齢 芝3000m)の特別登録馬19頭が発表された。

皐月賞馬ディーマジェスティ(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)が二冠を懸けて参戦する。8番人気の低評価だった皐月賞を1分57秒9のレースレコードで駆け抜けると、続く日本ダービーでは堂々1番人気の支持を受けた。結果は上位2頭にわずかに及ばず3着に敗れたものの、改めて実力を証明。秋初戦のセントライト記念を快勝。折り合いに不安がないので距離も問題ない。「最も強い馬」が勝つと云われる菊花賞を制して、世代最強を証明する。

皐月賞3着、ダービーを2着。ここまでのクラシック2戦で涙を飲んだサトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)が最後の一冠獲りに燃えている。前走のトライアル・神戸新聞杯は直線で一旦は2着馬に前に出られたものの、最後は底力でクビ差ねじ伏せて勝利。この馬も折り合いには全く不安がなく、レースセンスは世代随一。春の悔しさをここで晴らし、G1の勲章を手に入れたいところだ。

世間は二強ムードだが、エアスピネル(牡3、栗東・笹田厩舎)も黙ってはいない。皐月賞は直線で不利を受け5位入線4着。ダービーは直線で一旦は先頭に並びかけたものの、最後に力尽きて4着。歯がゆい競馬が続いているが、G1級の能力を秘めていることは明らかだ。前走の神戸新聞杯では初めて後方からの競馬を選択。5着に敗れたが、いかにも武豊騎手が脚を測っていた印象で、本番は全く違う競馬をしてくる可能性がある。まだ見限るのは早計だろう。

神戸新聞杯でサトノダイヤモンドと差のない2着だったミッキーロケット(牡3、栗東・音無厩舎)も侮れない存在だ。春は1勝馬の身ながら抽選をくぐり抜けて皐月賞に出走。結果は13着に敗れたものの、夏の北海道開催で2勝を挙げ、菊に間に合わせてきた。キャリア10戦中7戦でメンバー最速の上がりを使っており、末脚勝負になれば浮上する余地も十分だ。

さらに、札幌記念で古馬相手に3着と好走したアーリントンC勝ち馬のレインボーライン(牡3、栗東・浅見厩舎)、スプリングSを制したマウントロブソン(牡3、美浦・堀厩舎)、青葉賞2着、神戸新聞杯3着のレッドエルディスト(牡3、栗東・笹田厩舎)、セントライト記念3着でリアルスティールの全弟プロディガルサン(牡3、美浦・国枝厩舎)など、伏兵陣も豪華。淀の3000mを走り抜き、菊の大輪を手にするのは果たしてどの馬なのか。登録馬は以下の通り。

  • 【優先出走権】
  • サトノダイヤモンド 57 C.ルメール
  • ディーマジェスティ 57 蛯名
  • プロディガルサン 57 田辺
  • ミッキーロケット 57 和田竜
  • レッドエルディスト 57 四位

  • 【収得賞金順】
  • エアスピネル 57 武豊
  • マウントロブソン 57 川田
  • レインボーライン 57 福永
  • イモータル 57 F.ヴェロン
  • アグネスフォルテ 57 松山
  • ウムブルフ 57 浜中

  • カフジプリンス 57 岩田
  • シュペルミエール 57 北村宏
  • ジュンヴァルカン 57 M.デムーロ
  • ミライヘノツバサ 57 藤岡佑
  • ジョルジュサンク 57 幸

  • 【抽選で2頭出走可能】
  • コスモジャーベ 57 丹内
  • サトノエトワール 57 池添
  • ネイチャーレット 57 藤岡康

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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