【富士S】超スローも何のその、ヤングマンパワーが内から抜け出して重賞連勝!

ヤングマンパワー

10月22日(土)、4回東京6日目11Rで第19回富士ステークス(G3)(芝1600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の3番人気・ヤングマンパワー(牡4、美浦・手塚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.0(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気・イスラボニータ(牡5、美浦・栗田博厩舎)、3着には半馬身差で2番人気・ダノンプラチナ(牡4、美浦・国枝厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたロードクエスト(牡3、美浦・小島茂厩舎)は9着に敗れた。

ロードクエストがやや出負け。先手を主張する馬がいない中、テイエムイナズマが押し出されるようにハナへ。2番手にマイネルアウラート、3番手のインにヤングマンパワー。ダノンプラチナもやや前目のポジションで、イスラボニータはその直後のインコースで脚を溜める。ロードクエストは変わらず最後方に待機。条件戦のような超スローペースでレ―スは進み、馬群が固まって直線へ。

マイネルアウラート、テイエムイナズマが前で叩き合うが、開いた内からヤングマンパワー、イスラボニータが接近。ロードクエストは大外に持ち出す。残り200mでヤングマンパワーが先頭、内からイスラボニータが迫るが、最後は4分の3馬身差をつけて先頭でゴールを駆け抜けた。2着にイスラボニータ、3着には外からジリジリと差を詰めたダノンプラチナが入った。

勝ったヤングマンパワーはデビュー3戦目でアーリントンCを制するなど早くから活躍を見せていたものの、その後は勝ち星から遠ざかる日々が続き、3勝目を挙げたのは降級戦となった3走前の多摩川S。ここを58キロを背負いながら勝利すると、次走の関屋記念も連勝、1年5ヶ月ぶりの重賞制覇を飾った。今回は前走に続いての3連勝となり、この秋の最大目標であるマイルCSに向けて視界良しといったところだ。
馬主は星野壽市氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「若者の力」。

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  • ヤングマンパワー
  • (牡4、美浦・手塚厩舎)
  • 父:スニッツェル
  • 母:スナップショット
  • 母父:サンデーサイレンス
  • 通算成績:15戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 16年富士S(G3)
  • 16年関屋記念(G3)
  • 15年アーリントンC(G3)
ヤングマンパワー
ヤングマンパワー

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