【スワンS】サトノアラジンが大外から先行各馬をねじ伏せて重賞2勝目!

サトノアラジン

10月29日(土)、4回京都8日目11Rで第59回スワンS(G2)(芝1400m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の2番人気・サトノアラジン(牡5、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:20.7(良)。

2着には1馬身1/4差で8番人気・サトノルパン(牡5、栗東・村山厩舎)、3着にはハナ差で6番人気・エイシンスパルタン(牡5、栗東・藤岡健厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたフィエロ(牡7、栗東・藤原英厩舎)は9着に敗れた。

人気のフィエロとサトノアラジンが後方からのスタート。ダッシュが付いたエイシンスパルタンに地方から参戦のランドクイーンが並びかけて2頭がレースを引っ張る。ダンスディレクター、アルビアーノ、サトノルパンは中団。行き脚が付かなかったフィエロ、サトノアラジンは後方でうまく折り合って終い勝負に。
エイシンスパルタンが先頭で直線を向くと、アルビアーノが並びかけようとする。外からサトノルパン、サトノアラジンも迫って残り100m。アルビアーノは力尽き、逃げるエイシンスパルタンにサトノアラジンが一気に襲いかかって並ぶ間もなく先頭。そのままリードを広げてトップでゴール。2着にサトノルパンが入り、今週の京都の重賞も『サトノ』の勝負服が躍動した。

勝ったサトノアラジンは、今春の京王杯SCに続く重賞2勝目。姉にエリザベス女王杯を勝ったラキシスがいる血統で、ラジオNIKKEI杯2歳S、共同通信杯で3着、神戸新聞杯で4着、菊花賞で6着と重賞でも健闘を見せながらタイトルは取れず、古馬となってからは1600~1800mに照準を合わせて徐々に素質が開花。オーナーは先週の菊花賞でG1初勝利を挙げており、その勢いに乗ってマイルCSに向かうこととなる。
馬主は里見治氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

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  • サトノアラジン
  • (牡5、栗東・池江厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:マジックストーム
  • 母父:Storm Cat
  • 通算成績:21戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 16年スワンS(G2)
  • 16年京王杯SC(G2)
サトノアラジン
サトノアラジン

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