【福島記念】マルターズアポジーが逃げ切って3連勝で重賞初制覇!

マルターズアポジー

11月13日(日)、3回福島4日目11Rで第52回福島記念(G3)(芝2000m)が行なわれ、武士沢友治騎手騎乗の7番人気・マルターズアポジー(牡4、美浦・堀井厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.8(良)。

2着には1馬身半差で1番人気・ゼーヴィント(牡3、美浦・木村厩舎)、3着には1馬身3/4差で3番人気・ダイワドレッサー(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)が続いて入線した。

揃ったスタートから、注文通りマルターズアポジーのが逃げを打つ。道中は1馬身~2馬身ほどのタメ逃げ。マイネルハニーは2番手に控え、マイネグレヴィルが3番手、マイネルラクリマが4番手とマイネル軍団は前々で進める。ダイワドレッサーは中団の内ラチ沿いを追走、ゼーヴィントもちょうど中団の外目のポジションをとる。1000m通過が1分1秒とやや遅い流れで、レースは勝負どころへ。
4コーナーでマルターズアポジーがマイネルハニーを突き離し、リードが広がる。残り200mでその差は3馬身。追いすがるマイネルハニー、外からはゼーヴィントが差を詰めるが、逃げるマルターズアポジーは止まらない。最後まリードを保って3連勝で重賞初制覇を飾った。

勝ったマルターズアポジーはここまでのキャリア16戦全てでハナを切っており、今回もスタートから先頭に立つマイペースの逃げ切り。父、ゴスホークケンは07年の朝日杯FS勝ち馬で、この馬は初年度産駒にあたる。ここまで中央でデビューした産駒数は5頭と少ない中から重賞ウイナーを送り出し、自身の高い繁殖能力を証明した。鞍上の武士沢友治騎手は08年新潟記念のアルコセニョーラ以来、8年ぶりの重賞制覇となった。
馬主は藤田在子氏、生産者は新冠町の山岡牧場。馬名の意味由来は「冠名+最高点」。

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  • マルターズアポジー
  • (牡4、美浦・堀井厩舎)
  • 父:ゴスホークケン
  • 母:マルターズヒート
  • 母父:Old Trieste
  • 通算成績:17戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 16年福島記念(G3)

マルターズアポジー
マルターズアポジー

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