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【ジャパンC】堅実レインボーライン調整順調「斤量差生かす競馬を」
2016/11/23(水)
23日、ジャパンカップ(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
●前走、アルゼンチン共和国杯8着からの参戦となるワンアンドオンリー(牡5、栗東・橋口慎厩舎)は、助手を背にCWで最終追い。半マイルから51.9-38.0-11.9秒をマークし、馬なりのまま終い鋭い伸びを披露した。
この馬を管理する橋口慎介調教師は「今朝は半マイルから馬なりでサッとやりました。良い動きですね。思い通り?いや、思っていた以上の動きですよ(笑)。あとは展開。スローの上がり勝負になりそうなのがどうか。うまくかみ合えば勝負になっていい状態なんですよ」と、3歳秋の神戸新聞杯以来の復活勝利を目指す。ダービーで見せた鮮やかな走りをもう一度、といったところ。
ダービーの栄光を今再び、ワンアンドオンリー
●菊花賞を2着したレインボーライン(牡3、栗東・浅見厩舎)は助手が跨って坂路へ。4F59秒4-終い12秒6といつも通りの軽め調整だが、20日(日)に坂路で52秒0-終い12秒4とビッシリ追われており、仕上がりに抜かりはない。
「実質的な追い切りは日曜にやってますから、予定通りサッと。良い動きで変わりなく来ていると思います。胸を借りる立場ですが、古馬勢より斤量面で恩恵もあります。頑張って欲しいですね」と若松厩務員。2走前の札幌記念はモーリスにクビ差迫る3着と善戦し、ポテンシャルの高さを見せている。本当に怖い3歳馬は皐月賞馬ではなくコチラなのかもしれない。
菊花賞2着から虎視眈々と頂点を狙うレインボーライン
●3年連続の参戦となるヒットザターゲット(牡8、栗東・加藤敬厩舎)は助手が騎乗して坂路での追い切り。一杯に追われ、4F53.5-39.0-25.2-12.7秒をマーク。重馬場の中、終いまで止まることなく走り抜けた脚力は健在だ。
騎乗した清生調教助手は「モタれたり、反抗するところも無かったですね。悪くない追い切りができました。年齢も重ねてきたし、大幅な上昇は期待しづらいですけど、馬は元気ですから。内で脚をためて最後にいい脚を使って欲しいです」とコメント。ここまで重賞4勝を挙げている実力馬であるが、いずれも3枠以内からインコースを突いてのもの。内枠に入れば無視できない存在になりそうな、不気味なベテランホースだ。
3年連続のJC挑戦となるヒットザターゲット
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