【有馬記念】ゴールドアクター絞って連覇へ 「良い頃の状態に戻ってきている」

ゴールドアクター

21日、有馬記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ジャパンC4着のゴールドアクター(牡5、美浦・中川厩舎)は、吉田隼人騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F64.9-50.9-37.3-13.2秒をマークした。

【中川公成調教師のコメント】
「前走は、いろいろな要因があって結果が出せませんでした。前走は数字上体重が増えていたので、この中間は体をもう少し絞るように調整してきました。今は馬体重は減ってきていますし、体の線が良い頃と比べるともうちょっとかなという感じですが、今日のひと追いでその辺りもだいぶ良くなってくれると思います。今日の追い切りは、ジョッキーには折り合いと仕掛けてからの反応を確認してもらう形で行いました。まずまずだったと思いますし、良い頃の状態に戻ってきていると思います。

去年勝った頃に近づいたと思います。器用なところのある馬なので中山2500も合うと思いますし、力は出せると思います。連覇のことはあまり考えないようにして、このレースで全力を出せるようにという気持ちでやってきました。ファン投票3位は本当に有難いことですし、競馬で結果を出せるようにやってきたので応援よろしくお願いいたします」

【吉田隼人騎手のコメント】
「先週乗り替わりがありましたが、自分の体は大丈夫です。今日の追い切りは、折り合いと反応を見てほしいと先生に言われていました。1週前に結構強めの調教をしたので今週はサラッとやりましたが、いつも通りの動きでした。相性良いコースですし、枠順の希望も特にありません。去年と全然変わっていませんし、今年も挑戦者のつもりで強い馬を負かしてやろうという気持ちでやっています。

注目はされていますけど、ひとつひとつやってきて今回もちゃんと仕上げたつもりでいますし、あとは結果を出せるように一生懸命乗るだけです。本当にファンの多い馬ですし、去年勝ってみなさんに応援をしてもらえるようになったので、また応援してもらえるように良い競馬をしたいです。悔いのないように精一杯頑張りたいと思います。応援よろしくお願いいたします」

ゴールドアクター