【阪神C】イスラボニータ 距離短縮でキッカケ掴む「いろいろな選択肢を考えて」

イスラボニータ

21日、阪神C(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、マイルCS2着のイスラボニータ(牡5、美浦・栗田博厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.8-53.5-38.3-12.2秒をマークした。

【栗田博憲調教師のコメント】
「今日の追い切りは、時計うんぬんよりも反応を見たいと思っていました。ゴーサインを出したときの反応が良かったですし、併せた相手を抜くときも素軽い動きでした。前走も状態は良かったですけど、今回も良いですね。スピードがない訳ではありませんし、距離は気にしていません。来年に向けていろいろな選択肢を考えていますし、1400でも通用してほしいと思っています」

前走、マイルCS17着のスノードラゴン(牡8、美浦・高木登厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F52.5-38.3-24.7-12.1秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「以前と違って今はスタートを出るようになっていますし、マイル戦ではあの位置からになるのは仕方ないですね。それにしても負け過ぎかな、という感じはしました。前走後はここを目標に順調に調整を進めています。正直1400は微妙ですが、溜める競馬で違った結果が出ればと思っています」

スノードラゴン

前走、スプリンターズS16着のサクラゴスペル(牡8、美浦・尾関厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F51.7-36.1-24.0-12.4秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「今日の追い切りは思っていたより速い時計が出ましたが、それだけ具合が良いんだろうと思います。馬はずっと元気ですし、体が硬くならず年齢も気になりません。競馬が上手ですし、テン乗りも問題ありません。あとは輸送して体重がキープ出来ていれば、と思います」