【中山大障害】オジュウチョウサンが1番人気に応えてJ・G1連覇達成!

オジュウチョウサン

12月23日(金)、5回中山7日目10Rで第139回中山大障害(G1)(障4100m)が行なわれ、石神深一騎手騎乗の1番人気・オジュウチョウサン(牡5、美浦・和田郎厩舎)が優勝。勝ちタイムは4:45.6(良)。

2着には9馬身差で2番人気・アップトゥデイト(牡6、栗東・佐々晶厩舎)、3着には5馬身差で3番人気・ルペールノエル(牡6、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。

オジュウチョウサンが好スタート。内からドリームセーリングが注文どおりの逃げを打つ。2番手にアップトゥデイトがつけ、オジュウチョウサンは3番手。縦長の隊列となり、大障害コースへ入って1周目の大竹柵障害へ。各馬難なく飛越し、逆回りで向こう正面へ。ドリームセーリングが2馬身ほどのリードをとり、バンケットを下って高さ160cm・幅240cmの赤レンガ・大生け垣障害へ。ここも全馬が綺麗に飛越、再び回りが戻ってバックストレッチから最後の連続障害。

3コーナーでドリームセーリングが失速してアップトゥデイトが先頭に替わるが、その直後にオジュウチョウサンが抜群の手応えで忍び寄り2頭並んでダートコースを横切って直線へ。オジュウチョウサンがいざ追い出されると、後続との差はぐんぐん開いていく。2番手に単独でアップトゥデイト、3番手に上がったのがルペールノエル。最後は9馬身差をつけての圧勝でJ・G1連覇を達成した。

勝ったオジュウチョウサンは平地で2戦した後、障害に転向して4戦目で初勝利を挙げる。オープンを2勝し、昨年の中山大障害でJG1に初挑戦するも6着に敗れたものの、今年に入って素質が開花。中山のオープン2着をステップにして中山グランドジャンプへ出走すると、1.3倍の断然人気サナシオンを下してJG1初制覇を飾った。
今日の勝利で東京ジャンプS、東京ハイジャンプを挟んでの重賞4連勝となり、99年のジャンプグレード制導入後史上初の記録となった。同一年での春秋障害G1連覇は前述の制度導入後、昨年のアップトゥデイト以来2頭目の記録である。
馬主は株式会社チョウサン、生産者は平取町の坂東牧場。馬名の意味由来は「家族名より+冠名」。

中山大障害の結果・払戻金はコチラ⇒

  • オジュウチョウサン
  • (牡5、美浦・和田郎厩舎)
  • 父:ステイゴールド
  • 母:シャドウシルエット
  • 母父:シンボリクリスエス
  • 通算成績:17戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 16年中山大障害(J・G1)
  • 16年中山GJ(J・G1)
  • 16年東京ハイジャンプ(J・G2)
  • 16年東京ジャンプS(J・G3)

オジュウチョウサン
オジュウチョウサン

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。