前走不利に泣いたアロンザモナが文句なしの差し切り勝ち!…紅梅S

1月17日(火)、1回京都5日目10Rで紅梅S(芝1400m)が行なわれ、幸英明騎手騎乗の5番人気・アロンザモナ(牝3、栗東・西浦厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.4(稍重)。

2着には3/4馬身差で2番人気・エントリーチケット(牝3、栗東・宮厩舎)、3着には1馬身半差で7番人気・ビーカーリー(牝3、栗東・西村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアリンナ(牝3、栗東・松元茂厩舎)は8着に敗れた。

阪神JFでも逃げて見せ場を作った1番人気のアリンナが敢然とハナへ。道中徐々に後続を離しにかかる。エントリーチケットは好位のイン、アロンザモナはそれを見るポジションで、後方を進んだオンリートゥモローも坂の下りからポジションを上げてくる。
3馬身ほどのリードをとってアロンザモナがトップで直線に入るが、残り300m過ぎで後退。代わって先頭に立ったエントリーチケットが押し切りにかかるが、外から力強く伸びてきたアロンザモナがグングン接近。最後は3/4馬身差交わしてゴールへ飛び込んだ。

勝ったアロンザモナは、姉にマーメイドSを勝ったソリッドプラチナム、母系を辿るとディープインパクトに繋がる牝系出身で、昨年11月13日の新馬戦を逃げて快勝。前走は出遅れた上に4コーナーで大きな不利を受けて8着と敗れたが、少頭数でスムーズな立ち回りを演じた今回は力強い末脚で先に抜け出したエントリーチケットを捕らえ、クラシックに向けて大きな1勝を手に入れた。
馬主はディアレストクラブ株式会社、生産者は新ひだか町の広田牧場。馬名の意味由来は「女性名より+女性名より」。

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  • アロンザモナ
  • (牝3、栗東・西浦厩舎)
  • 父:ストリートセンス
  • 母:リザーブシート
  • 母父:クリエイター
  • 通算成績:3戦2勝


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