【AJCC】クラリティスカイ完全復活へ「距離が更に延びても今の感じなら問題ない」

クラリティスカイ

18日、アメリカJCC(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、中山金杯2着のクラリティスカイ(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F80.8-65.7-52.0-38.5-13.2秒をマークした。

【斎藤誠調教師のコメント】
「競馬が上手な馬ですし、最近は安定して走れています。この中間も順調ですし、好調をキープしています。2000もだいぶ板についてきていますし、距離が更に延びても今の感じなら問題ないと思います。上手く流れに乗れれば良いですね」

前走、札幌日経オープン7着のホッコーブレーヴ(牡9、美浦・松永康厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F53.2-39.3-26.3-13.3秒をマークした。

【松永康利調教師のコメント】
「昨年の暮れに使う予定で秋に入厩しましたが、馬が硬くなっていたこともあったのでまた放牧に出して再調整しました。今回は放牧先での調整も上手くいきましたし、順調にきています。年齢的なものもあってコースでビッシリ追うと疲れが残りますし、坂路で追い切っています。間隔があきましたが、力を出せる態勢は整っています。中山コースも問題ありませんし、あとはジョッキーにお任せします」

ホッコーブレーヴ

前走、中山金杯12着のマイネルフロスト(牡6、美浦・高木登厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.9-54.0-39.2-13.2秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「前走は2コーナー辺りで他馬につっかけられたときに馬が怒って、途中からガーッと上がっていく形になってしまいました。競馬ですからああいうこともあるので仕方ありませんが、さすがに厳しかったですね。最近は馬が自分から止めてしまうので、前半は遊ばせて途中から上がっていく形が良いかと思っています。馬はすごく良くなっていますし、あとは上手く噛み合うかどうかですね」

マイネルフロスト

追い切りではいい反応を見せたマイネルフロスト(奥)