若駒Sを予定していたヴァナヘイムが骨折 春のクラシックは絶望的

ヴァナヘイム

18日、併せ馬を行うヴァナヘイム(手前)

22日に行われる若駒Sに出走を予定していたヴァナヘイム(牡3、栗東・角居厩舎)は枠順確定前に出走取消。検査の結果、左前脚の膝部分の第三手根骨に骨折が判明した。

所属するサンデーサラブレットクラブのホームページによれば、18日の追い切り後、左前の歩様に硬さがみられたため、ケアに努めていたが、20日朝にレントゲン検査を行ったところ、骨折との診断。春のクラシック参戦は絶望的になった。

今後は手術は行わず、保存療法で患部が固まるのを待つとのこと。近日中にノーザンファームしがらきへ放牧に出て、その後は北海道で休養する予定。同馬は祖母がエアグルーヴ、近親にドゥラメンテなどがいる良血で、前走の京都2歳Sでも2着に好走していた。