【シルクロードS】ソルヴェイグ抜群の切れ「いい走り、内容で高松宮記念へ」

25日、シルクロードS(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、スプリンターズS3着のソルヴェイグ(牝4、栗東・鮫島厩舎)は、坂路で畑端省吾騎手(レースではM.デムーロ騎手が騎乗予定)が跨がって終い重点の最終調整。馬の行く気に任せた入りから徐々にピッチを上げると、ラスト1Fは11.8秒の切れで力強くゴールを駆け抜け、タイムは4F54.1-38.8-24.5-11.8秒を計時した。

秋のスプリンターズS以来となる実戦復帰だが、先週はM.デムーロ騎手が手綱をとって入念に調整。鮫島一歩調教師も「ここを目標に帰厩させて調整してきました。馬体もふっくら見えるし、程よく気合も乗ってきてるね。馬体重は増えそうだけど、そんなに気にしなくていいですよ。G1はあの着差ですからね。もう少しスムーズだったら……というレース。力があるから、最後で伸びてきたんですよね。いい走り、内容で高松宮記念へ向かいたい」と高らかに宣言。ここは通過点にスプリント路線の主役へ躍り出る構えだ。