【京都記念】1週前 ダービー馬マカヒキが凱旋門賞以来「変わらずいい動き」

マカヒキ

2日、京都記念(G2)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

昨年の日本ダービーを制し、秋にはニエル賞(1着)→凱旋門賞(14着)と海外挑戦したマカヒキ(牡4、栗東・友道厩舎)が、約4ヶ月ぶりの実戦を迎える。藤岡康太騎手(レースではR.ムーア騎手が騎乗予定)を背にCWコースで7F96.4-80.2-64.9-50.0-36.8-11.5秒をマークした。

手綱をとった藤岡康太騎手は「初めて乗せてもらいましたが、やはりすごい馬ですね。こちらの指示を待つことができるし、操縦性がいい。乗り味やバネ、追ってからの反応が良くて、加速力もすごい。“さすがダービー馬”という感じ。まだギアが上がりそうな感じもありますし、このひと追いでさらに良くなってくると思います」と、絶好の感触を掴んでいた。

管理をする友道康夫調教師も「1週前なのでしっかりと負荷をかけるようにやりました。折り合いもついていたし、追い出してからの反応も良かった。変わらずいい動きを見せてくれたのは良かったですね。これで来週はサッとやれば仕上がってくるでしょう」と、調教内容を振り返り、続けて「馬体はこれまでとそう変わりはないけど、追ったあとのダメージがなくなってきています。そこらが成長ですね」と、3歳時との違いを語った。

その後は、今年からGIに昇格した大阪杯(4月2日、阪神・芝2000m)を目標にしている。

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