【共同通信杯】強豪に揉まれたアサギリジョー「使いながら力を付けている」

アサギリジョー

8日、共同通信杯(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、京成杯5着のアサギリジョー(牡3、美浦・相沢厩舎)は、石川裕紀人騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F65.2-50.5-38.0-13.5秒をマークした。

【相沢郁調教師のコメント】
「前走は、少し仕掛けが早かった感じがします。タラレバになりますが、もう少し溜めていれば結果も違ったかと思います。今日は併せ馬でビッシリやりました。競馬では大丈夫ですが、調教で併せるとかかるところを見せます。首の高い走りでしたが、終いもしっかり伸びていますし引き続き好調です。競馬を使いながら馬が力を付けてきています。これまで強い相手と戦ってきていますし、コースを問わずに走れるタイプだと思うので改めて期待しています」


前走、2歳未勝利(11/22・東京・芝1800)1着のヴェルラヴニール(牡3、美浦・加藤征厩舎)は、大野拓弥騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.4-53.2-38.7-13.3秒をマークした。

【加藤征弘調教師のコメント】
「前走は馬なりで勝ってくれましたし、最後も良いストライドで伸びていましたね。同時期の東スポ杯2歳Sと比べても道中のラップも同じくらいですし、最後に流していた分も考えるとあの辺りのメンバーともそれほど能力差は感じていません。ここ2週続けて併せ馬でビッシリやってきましたし、馬は出来ています。前走と同じくらいの馬体重で出走できそうです。重賞で強い相手と戦って、力をはかるのに良い一戦ではないかと思っています」

ヴェルラヴニール

前走、ホープフルS7着のビルズトレジャー(牝3、美浦・田中剛厩舎)は、田中剛調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.8-55.1-41.1-13.3秒をマークした。

【田中剛調教師のコメント】
「前走後は回復が長引きましたし除外もあって少しレース間隔があきましたけど、今は順調にきて馬も元気が良いですよ。今日はウッド単走でやりましたが、動きは良かったです。前走は長い距離を使いたいというオーナーの意向もあって2000を使いましたが、終いは確実に脚を使ってくれますね。1400でも走りますし、距離の融通はある程度きくと思います。中山マイルでの出走も考えましたが、スタートで出遅れてしまうと厳しい条件ですからね。最後の直線が長い東京コースなら、もし出遅れてもカバーが出来ると思います。この中間もスタートの練習をしていますし、大きく出遅れることはないと思います

ビルズトレジャー